ベンチの上でボール転がしあそび/Hoick~保育士・幼稚園教諭のためのWebサイト~

ベンチの上でボール転がしあそび

2歳児クラスでボールあそびが流行っていました。
投げたり蹴ったりで、日々あそんでいたのですが、少しボールあそびがマンネリ化してきていると感じたので、ちょこっと工夫したあそびを提案してみました。
参考にしていただき、さらにアレンジしてあそびを広げていってください。

  • 福田翔さん
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  • 更新日 2020/08/10
  • 対象年齢
  • 2歳児5歳児
  • ベンチの上でボール転がしあそび

    長いベンチがあったので、そのベンチの上でボールを転がしてみるというもの。
    これだけでも楽しいですが、反対側にボールが入るカゴを置いておくとさらに楽しめます。
    上手く転がれば、カゴにボールが入るという仕組みです。
    私が手本を見せると、子どもたちはすぐに理解し、挑戦する姿が見られました。
    ベンチがない場合は、机や椅子を並べることで代替することもできると思います。
    あそびのアレンジと注意点
    最初は、順番を守ってあそんでいた子どもたちでしたが、次第にやりたい気持ちが強くなってきて、強引に横入りしようとする姿が見られました。
    こうした状況を受けて、ベンチがもう2つあったので、かごを中心にして、3つのベンチを放射状に並べるようにしてみました。
    すると、人数が分散されて、順番を守ってあそぶことができるようになりました。
    あそびの提案の仕方でトラブルやけがが防げるようになると、改めて気づかされた事例でした。

    このレシピの著者

    福田翔

    福田翔
    あそび歌作家。都内の保育園に8年間勤務後、2014年より、あそび歌作家として活動開始。2017年より、雑誌「新 幼児と保育」(小学館)にて、連載「翔くんのあそびうたキャラバン」がスタート。2017年、ぐんまこどもの国児童館会館のマスコットキャラクター「にこっとちゃん」のイメージソングを制作。2018年、「おかあさんといっしょ」(NHKEテレ)2月の月の歌『おはよう!』、イオンファンタジーのマスコットキャラクター「ララちゃん」のオリジナルあそび歌「モーリーファンタジーへようこそ」の作詞・作曲を手掛ける。「アンパンマンくらぶ」(BS日テレ)に出演。2019年、雑誌「0・1・2歳児の保育」(小学館)にて、連載「0・1・2歳児の発達に寄り添うあそびうた」がスタート。

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