少しずつ水に慣れながらプールあそびを楽しもう!
暑い夏になり、待ちに待ったプールあそび。
でも、なかには顔に水をつけるのが嫌な子もいます。
そこで、簡単な水あそびや環境づくりを通して、プールあそびが苦手な子にも少しでも楽しんでもらえるよう、私のクラスで取り組んだいくつかの実践例を紹介します。
- 福田翔さん
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- 更新日 2020/08/10
プールあそびを楽しもう
まずは、大きなプールではなく、ビニールプールや、大人のひざ下ほどの浅いプールで水に慣れることからはじめるといいと思います。
1水に慣れよう
いきなり水に顔をつけたりするのではなく、まずは水に慣れることを目指しました。
お風呂用の浮かぶ遊具や、水を流すとクルクル回る水車などを使って、水であそぶことで、少しずつ慣れていきました。
お風呂用の浮かぶ遊具や、水を流すとクルクル回る水車などを使って、水であそぶことで、少しずつ慣れていきました。
2流れるプールであそぶ
みんなでプールに入り、時計回りなど一定の方向に進むことで、流れるプールを作ります。
子どもたちは流れるプールが大好きで、顔に直接水が触れなくてもあそべることもあり、水が苦手な子でも一緒に楽しむことができました。
子どもたちは流れるプールが大好きで、顔に直接水が触れなくてもあそべることもあり、水が苦手な子でも一緒に楽しむことができました。
3水をかけてあそぶ
少しずつ水に慣れてきたら、水鉄砲やケチャップなどの空き容器を使って、水をかけ合ったり、水をぴゅーっと遠くに飛ばすあそびをしました。
ゴーグルをして、目に水が入らないようにしておくと、より楽しみやすくなると思います。
ゴーグルをして、目に水が入らないようにしておくと、より楽しみやすくなると思います。
4変身ごっこ
みんなでプールに入り、保育者が言った生き物に変身します。
例えば、カエルになってプールの中をバシャバシャと跳ね回ってみたり、イヌになり四つんばいでプールの中を歩き回ってあそびました。
最後はワニになり、プールに腹ばいになって移動しながら、みんなで変身ごっこを楽しみました。
例えば、カエルになってプールの中をバシャバシャと跳ね回ってみたり、イヌになり四つんばいでプールの中を歩き回ってあそびました。
最後はワニになり、プールに腹ばいになって移動しながら、みんなで変身ごっこを楽しみました。
プールあそびのまとめ
まずは、水が苦手な子へは、ステップ1・2で、友達と水で楽しくあそぶ経験を少しずつ積み重ねていき、水に対する苦手意識を徐々に克服できるようサポートしていきました。
少しずつ水に慣れてきたところで、ステップ3・4のように、少し水がかかったり、プールに浸かるようなあそびに移行していきました。
このようなあそびを通して、私のクラスでは大体の子が、夏の終わり頃には顔に水をつけられるようになりました。もちろん怖がっている子を無理に慣れさせる必要はありません。子どもの様子を見ながら、スモールステップを心がけていました。
少しずつ水に慣れてきたところで、ステップ3・4のように、少し水がかかったり、プールに浸かるようなあそびに移行していきました。
このようなあそびを通して、私のクラスでは大体の子が、夏の終わり頃には顔に水をつけられるようになりました。もちろん怖がっている子を無理に慣れさせる必要はありません。子どもの様子を見ながら、スモールステップを心がけていました。
このレシピの著者
福田翔
あそび歌作家。都内の保育園に8年間勤務後、2014年より、あそび歌作家として活動開始。2017年より、雑誌「新 幼児と保育」(小学館)にて、連載「翔くんのあそびうたキャラバン」がスタート。2017年、ぐんまこどもの国児童館会館のマスコットキャラクター「にこっとちゃん」のイメージソングを制作。2018年、「おかあさんといっしょ」(NHKEテレ)2月の月の歌『おはよう!』、イオンファンタジーのマスコットキャラクター「ララちゃん」のオリジナルあそび歌「モーリーファンタジーへようこそ」の作詞・作曲を手掛ける。「アンパンマンくらぶ」(BS日テレ)に出演。2019年、雑誌「0・1・2歳児の保育」(小学館)にて、連載「0・1・2歳児の発達に寄り添うあそびうた」がスタート。