手作りアスレチックコースであそぼう!
ある日、園のホールで巧技台を使ってあそんでいるときに、子どもたちから「もっと大きなコースにしてあそんでみたい!」という要望があったため、職員で話し合った結果「園庭を使って、外にアスレチックコースを作ってみよう」ということになり、1日限定でアスレチックコースを設置することになりました。
- 福田翔さん
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- 更新日 2020/08/10
アスレチックコース例
部屋を出てすぐのテラスをスタート地点にして、そこからコースを組み立てていきました。
その中から、いくつかのコース例を紹介します。
その中から、いくつかのコース例を紹介します。
コース1:巧技台の島渡り
園庭にはブルーシートを敷いておき、スタート地点から等間隔に巧技台を並べ、巧技台一つ一つを島に見立てます。
島から島への移動は、一本橋で繋がっていたり、はしごで繋がっていたりと、変化を付けました。落ちないように島と島を移動し、次のコースを目指します。
島から島への移動は、一本橋で繋がっていたり、はしごで繋がっていたりと、変化を付けました。落ちないように島と島を移動し、次のコースを目指します。
コース2:タイヤゾーン
巧技台の島を、タイヤ飛びのある場所まで繋ぎました。
タイヤゾーンでは、下に落ちないように、タイヤの上をピョンピョンと飛び移ります。
タイヤの間隔が離れている場合は、間に踏み台等を置くといいと思います。
タイヤゾーンでは、下に落ちないように、タイヤの上をピョンピョンと飛び移ります。
タイヤの間隔が離れている場合は、間に踏み台等を置くといいと思います。
ラスト:マットへダイブ!
最後は、体操用のふかふかマットに飛び込んでゴールです。
マットは一つではなく、できれば2つ以上用意し、安全のため、少し広い範囲をカバーできるようにした方がいいと思います。
マットは一つではなく、できれば2つ以上用意し、安全のため、少し広い範囲をカバーできるようにした方がいいと思います。
子どもたちの姿
普段の巧技台あそびよりもコースが長くなり、上ったり下ったり、バランスをとったり、ジャンプする場面があったりと、全身を使わないと進めないため、目いっぱい体を動かしてあそんでいました。
ゴールしたら「もう一回!」と言って、繰り返しあそぶ姿が見られました。
ゴールしたら「もう一回!」と言って、繰り返しあそぶ姿が見られました。
アスレチックコースであそぶ際の注意点
思わぬケガや事故に繋がらないよう、きちんとルールを決めておきましょう。
スタートの間隔はしっかりと空けますが、もし前の子に追いついても「早く行って!」というのではなく、「頑張って!」と応援するようにしました。
保育者も危険のないようにしっかりと目を配りましょう。
スタートの間隔はしっかりと空けますが、もし前の子に追いついても「早く行って!」というのではなく、「頑張って!」と応援するようにしました。
保育者も危険のないようにしっかりと目を配りましょう。
このレシピの著者
福田翔
あそび歌作家。都内の保育園に8年間勤務後、2014年より、あそび歌作家として活動開始。2017年より、雑誌「新 幼児と保育」(小学館)にて、連載「翔くんのあそびうたキャラバン」がスタート。2017年、ぐんまこどもの国児童館会館のマスコットキャラクター「にこっとちゃん」のイメージソングを制作。2018年、「おかあさんといっしょ」(NHKEテレ)2月の月の歌『おはよう!』、イオンファンタジーのマスコットキャラクター「ララちゃん」のオリジナルあそび歌「モーリーファンタジーへようこそ」の作詞・作曲を手掛ける。「アンパンマンくらぶ」(BS日テレ)に出演。2019年、雑誌「0・1・2歳児の保育」(小学館)にて、連載「0・1・2歳児の発達に寄り添うあそびうた」がスタート。