手作りアスレチックコースであそぼう!

  • ある日、園のホールで巧技台を使ってあそんでいるときに、子どもたちから「もっと大きなコースにしてあそんでみたい!」という要望があったため、職員で話し合った結果「園庭を使って、外にアスレチックコースを作ってみよう」ということになり、1日限定でアスレチックコースを設置することになりました。
  • 投稿者
  • 福田翔
  • 対象年齢
  • 3歳児5歳児
  • 必要な物
  • 巧技台 ブルーシート 平均台 体操マット 踏み台

アスレチックコース例

部屋を出てすぐのテラスをスタート地点にして、そこからコースを組み立てていきました。
その中から、いくつかのコース例を紹介します。

コース1:巧技台の島渡り

園庭にはブルーシートを敷いておき、スタート地点から等間隔に巧技台を並べ、巧技台一つ一つを島に見立てます。
島から島への移動は、一本橋で繋がっていたり、はしごで繋がっていたりと、変化を付けました。落ちないように島と島を移動し、次のコースを目指します。

コース2:タイヤゾーン

巧技台の島を、タイヤ飛びのある場所まで繋ぎました。
タイヤゾーンでは、下に落ちないように、タイヤの上をピョンピョンと飛び移ります。
タイヤの間隔が離れている場合は、間に踏み台等を置くといいと思います。

ラスト:マットへダイブ!

最後は、体操用のふかふかマットに飛び込んでゴールです。
マットは一つではなく、できれば2つ以上用意し、安全のため、少し広い範囲をカバーできるようにした方がいいと思います。

子どもたちの姿

普段の巧技台あそびよりもコースが長くなり、上ったり下ったり、バランスをとったり、ジャンプする場面があったりと、全身を使わないと進めないため、目いっぱい体を動かしてあそんでいました。
ゴールしたら「もう一回!」と言って、繰り返しあそぶ姿が見られました。

アスレチックコースであそぶ際の注意点
思わぬケガや事故に繋がらないよう、きちんとルールを決めておきましょう。<br />スタートの間隔はしっかりと空けますが、もし前の子に追いついても「早く行って!」というのではなく、「頑張って!」と応援するようにしました。<br />保育者も危険のないようにしっかりと目を配りましょう。<br />