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転がしドッジボール

幼児の子どもたちとボールあそびをしたときのアイディア例です。
あそびながらもっといろいろな工夫ができると思います。
ぜひ、あそんでみてください!

  • 福田翔さん
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  • 更新日 2020/08/09
  • 対象年齢
  • 3歳児5歳児
  • 必要な物
  • ボール
  • ゲームの準備

    園庭に、大きめの円(円の中の子どもたちが、小走りで動き回れる位の大きさが目安)を描きます。
    円の大きさ
    円が小さすぎるとケガの元になりますが、大きすぎてもなかなか当てられないので、子どもたちの様子を見ながら適正な円の大きさを見つけましょう。

    3歳児クラスであそぶとき

    3歳児クラスであそぶときは、最初は円の中に子どもたちが入り、保育者が外からボールを転がして、当たったら外へ出るというルールであそびます。
    ルールを伝えて何度かあそんでいくうちに、子どもたちもだんだんとルールを理解して、「きゃー!きたきたー!」と楽しんでいました。
    投げるボールの速さも、最初はゆっくりで、徐々に速めていったりと、様子を見ながら保育者が調整していくと良いでしょう。

    5歳児クラスであそぶとき

    子どもたち同士で、外と中に分かれて楽しめるようになります。
    ボールに当たった子どもは、外に出てボールを投げる側になります。
    なかなかゲームが終わらなかったら?
    ボールを避ける子が上手で、なかなかゲームが終わらないときがあります。
    そのようなときには、保育者が「残り時間1分です!」などと、時間を設定してあげると区切りをつけやすくなります。

    あそびの発展

    ボールを増やす

    ゲームに慣れてきたら、ボールを2個・3個と増やしても楽しめます。
    ただし、子どもたち同士がぶつかりやすくなるため、あそんでいる様子を見ながら、ボールの数を調整してみてください。

    当たった子への声がけ

    ボールを避けることに必死で、当たったことに気がつかなかったりで、子ども同士のトラブルになる可能性もあるため、最初のうちは、保育者が「○○くん当たったね」と、当たった子に声がけをすると、スムーズに進行できると思います。

    このレシピの著者

    福田翔

    福田翔
    あそび歌作家。都内の保育園に8年間勤務後、2014年より、あそび歌作家として活動開始。2017年より、雑誌「新 幼児と保育」(小学館)にて、連載「翔くんのあそびうたキャラバン」がスタート。2017年、ぐんまこどもの国児童館会館のマスコットキャラクター「にこっとちゃん」のイメージソングを制作。2018年、「おかあさんといっしょ」(NHKEテレ)2月の月の歌『おはよう!』、イオンファンタジーのマスコットキャラクター「ララちゃん」のオリジナルあそび歌「モーリーファンタジーへようこそ」の作詞・作曲を手掛ける。「アンパンマンくらぶ」(BS日テレ)に出演。2019年、雑誌「0・1・2歳児の保育」(小学館)にて、連載「0・1・2歳児の発達に寄り添うあそびうた」がスタート。

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