色画用紙と折り紙で作る!お花の中のおひなさま!/Hoick~保育士・幼稚園教諭のためのWebサイト~

色画用紙と折り紙で作る!お花の中のおひなさま!

折り紙を中央からびりびりと手で破りながら開いて、花を作ります。できるかぎり花びらが細くなるように声かけしましたが、きれいに開いたときは、とても満足そうでした。折り紙の色を変えたり、重ねる順番を変えるだけでも、雰囲気がかわります。
※この通りに製作する必要はありませんので、一つのアイディアとして参考にして頂ければうれしいです。

  • 対象年齢
  • 5歳児6歳児以上
  • 季節
  • 3月
  • おひなさまとおだいりさまを作ります。

    1千代紙を半分に折ります。

    2写真のように斜めに折ります。

    3反対側も同様に折ります。

    4色画用紙と折り紙で作った顔・笏・檜扇などの各パーツを③に貼り合わせて完成です。

    土台となるお花を作ります。

    色とりどりの折り紙を用意しました。1人5枚ずつ選ぶように伝えると、どの色にしようか悩む子どもたち。2~3枚目くらいまでは直感で好きな色を選ぶものの、途中で5色の組み合わせを考えたり、一度手に取ったものの「やっぱりこっちの色にしよう!」と変更する子もいました。友だちと同じ色を選んだり、好きな色だからと同じ色を2枚選ぶ子など、さまざまで楽しいです。

    1折り紙を5枚ほど重ね、写真のように中央に十字の切り込みを入れます。

    2色画用紙の上に、折り紙の色が下になるように①を重ね、角をホッチキスで止めます。

    3十字の切り込みから折り紙1枚を、写真のようにちぎって広げます。

    42枚目の折り紙も同様にちぎって広げます。

    5以降、同様に重ねた折り紙を1枚ずつ広げていくと、写真のようになります。

    6裏返して4つの角を折り、写真のようにのり付けします。

    7最後に、お花の中央におひなさまとおだいりさまを貼って完成です。

    裏にリボンをつければ、壁に飾ることもできます。

    子どもたちの姿

    折り紙を中央からびりびりと手で破いて開きますが、はじめは白い面が見えているので、開いて初めて見える折り紙の色。わくわくしながら開き、「あっ、赤だ!」と喜びを声に出す子もいました。
    できる限り花びらが細くなるように声かけしましたが、つい力が入りすぎて折り紙をちぎってしまい、花びらが外れてしまうこともありました。保育者が「そのくらい大丈夫!」と声かけしてあげると安心して次の工程に進むことが出来ました。
    色とりどりの花びらが何枚も重なり、きれいに開いたときは、とても満足していました。折り紙の色を変えたり、重ねる順番を変えるだけでも、雰囲気が変わりますよ。

    このレシピの著者

    磯亜矢子

    磯亜矢子
    公立保育園保育士。栃木県那須塩原市で2001年より勤務し、現在に至る。
    『Piccolo(ピコロ)』(学研)に製作アイディア、『お誕生会パーフェクトブック』(ナツメ社)にシアターのアイディアを提供。
    子どもと一緒に楽しむことを大切に、「明日も保育園に行きたいな」と思ってもらえるような保育を心がけている。
    保育士として勤務する傍ら、保育者向けにシアターづくりや、製作などのワークショップも開催している。

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