子どもたちのたたかいごっことその環境について
私が勤めていた園の子どもたちが、よくたたかいごっこをしていたのですが、限られた空間の中なので、他のお友達とぶつかってしまったり、気持ちが盛り上がり過ぎてケンカに発展してしまうこともあり悩んでいました。
そこで、私が実践した一つの解決策をご紹介します。
同じ悩みをお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ試してみてください。
- 福田翔さん
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- 更新日 2020/08/10
たたかいごっこの悩み
私の園の子どもたちは、チラシで作った棒などを使って、よくたたかいごっこをしていました。
しかし、限られた空間の中なので、お友達とぶつかってしまったり、気持ちが盛り上がり過ぎてケンカに発展してしまうこともあり、悩んでいました。
しかし、限られた空間の中なので、お友達とぶつかってしまったり、気持ちが盛り上がり過ぎてケンカに発展してしまうこともあり、悩んでいました。
怪獣おばけを製作して解決!
そこで、ヒーローの対戦相手となる「怪獣おばけ」を製作して、テラスなどの少し広い空間にひもで吊るしてみました。
これにより、子どもたちはみんなその怪獣おばけに立ち向かうことになり、お友達とのトラブルに発展することなく、体を動かしてごっこあそびを楽しむことができるようになりました。
これにより、子どもたちはみんなその怪獣おばけに立ち向かうことになり、お友達とのトラブルに発展することなく、体を動かしてごっこあそびを楽しむことができるようになりました。
製作する怪獣おばけは、空き箱の段ボールに怪獣を描いたような簡易なものでしたが、 子どもたちと一緒に「怪獣づくり」をしても楽しいと思います。
まとめ
子どもたち同士でたたかいごっこをすると、力の加減がうまくできなくてけがにつながったり、一方的に悪者役にされてしまう子が出てくることもあったりします。
このように、目標物(怪獣おばけ)を設定してあげることで、お友達同士のトラブルはグッと減り、みんなでヒーローになりきって仲良くあそべるようになりました。
このように、目標物(怪獣おばけ)を設定してあげることで、お友達同士のトラブルはグッと減り、みんなでヒーローになりきって仲良くあそべるようになりました。
このレシピの著者
福田翔
あそび歌作家。都内の保育園に8年間勤務後、2014年より、あそび歌作家として活動開始。2017年より、雑誌「新 幼児と保育」(小学館)にて、連載「翔くんのあそびうたキャラバン」がスタート。2017年、ぐんまこどもの国児童館会館のマスコットキャラクター「にこっとちゃん」のイメージソングを制作。2018年、「おかあさんといっしょ」(NHKEテレ)2月の月の歌『おはよう!』、イオンファンタジーのマスコットキャラクター「ララちゃん」のオリジナルあそび歌「モーリーファンタジーへようこそ」の作詞・作曲を手掛ける。「アンパンマンくらぶ」(BS日テレ)に出演。2019年、雑誌「0・1・2歳児の保育」(小学館)にて、連載「0・1・2歳児の発達に寄り添うあそびうた」がスタート。