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改訂版 子どもと保育 5歳児

価格 (税込)2,420円
商品コード:978-4780304558
ポイント:22Pt
頁数:240ページ
出版年月:2011-08-00

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出版社・レーベルの紹介文

改訂版の本シリーズは、年齢別にみた「発達」の課題や指導計画、保育内容と方法など理論と実践の統一をめざす。保育現場に必携の本!
 

目次

<1章:5歳児の世界>
1節:子どもたちの生活をみつめる
1.ゆったりじっくり自分をはぐくめる生活を
2.あてがいぶちの生活ではなく
3.期待の心でめざめる朝、そして子どもは夕方に発達する
4.子どもは自然のなかで育つ
5.なかまのなかで自分を育てる
6.揺れも悩みも大切にしながら/思考の土台をはぐくむ
2節:子どもの発達で大切にしたいこと
1.将来を見通すとは
2.なぜ、発達をとらえた実践が必要なのか
3.子どもを深く信頼するために
4.発達の主人公は子ども自身
5.子どもを経過のなかでとらえる、歴史的に見る
6.発達とは、今までの自分をこわし、新しい自分をつくっていくこと
7.要求と発達要求の区別を
8.「問題行動」「困った行動」の理解
3節:5歳児の発達と保育の課題
1.5歳児とは
2.運動
3.自分の身体と対話をする
4.手指操作の巧緻性・協応性の高まり
5.「真ん中」をとらえる―空間認識の広がり
6.時間軸をとらえる―時間の認識
7.すじみちや文脈をつくる―語りながら、聴き取られながら、語る内容を確かなものにする
8.思考の道具としてのことば
9.想像力の広がりとあそび
10.表現活動など
11.概念化のきざし
12.多面的理解へ―物にも人にも様々な面がある
13.自律の世界へ
14.自分を時間軸のなかでみつめられるようになる
15.なかまのなかで
16.集団としての育ち
17.価値観をつくる営みへの応援を―「しつけ」の意味が変わる
18.「新しい発達の力」を、9、10歳のふし―生活やあそびを通して、科学の土台をはぐくむ

<2章:5歳児の保育と計画>
1.自らの子ども観、発達観、保育観を問い直す
2.保育課程と指導計画
3.子どもを深く広く理解する
4.保育目標をたてる
5.伝えたい文化や価値観を意識する
6.年間指導計画をたてる
7.ハプニングも大切に
8.計画をたて、実践し、ふりかえり、修正する
9.時間を組織する
10.空間を組織する
11.集団をつくる
12.家庭とともに生活をつくる
13.保育者集団で語り合う
14.実践記録を書く
15.自己評価とは何か
■保育日誌から始まる保育士の自己評価
■保育をふりかえる視点
■保育所の自己評価

<3章:5歳児の保育の内容と方法>
【生活づくり】
1節:生活づくりの視点
1.身辺自立を土台に協力して生活する力を
2.子どもに育てたい生活の力と活動の方向性を明確に
3.保育園生活で培った力の総まとめ
4.保護者とともに
2節:生活リズムと生活習慣
1.卒園児からバトンタタッチで年長児の誇りとやる気を育てる
2.子どもなりの手順と見通しを大切に
3.クラス内当番から園全体の当番へ
4.生活の中で培った力を行事で太らせる―合宿保育の取り組み
5.「小さい先生」の取り組み
6.自分たちの生活は自分たちで
7.作って食べる活動を通じて生きる力を育てる―クッキング保育の取り組み
8.就学を前に子どもたちと一緒にもう一度生活を見直す
3節:健康・安全
1.5歳児における健康管理の視点
2.この時期にチェックしておきたい健康・生活習慣上のこと
■発達上の問題として(夜尿/低身長や身長の伸びが悪い)
■生活リズムに関して(朝食を家族で食べているか?/睡眠リズムについて/テレビ・テレビゲーム/小児虐待)
3.この時期にかかりやすい病気
■溶血性連鎖球菌感染後急性糸球体腎炎/O-157による溶血性尿毒症症候群/咽頭結膜熱/流行性耳下腺炎/小児がん/眼科の病気/耳鼻科の病気/整形外科的疾患/歯科的疾患/発達障害について
4.予防接種について
5.おこりやすい事故とその対策
■やけどの予防/やけどの処置
6.夜間救急医療体制について
7.その他、食物アレルギー児の学校給食への対応
4節:食事
1.健康の自己管理の基礎ができる
2.だんだん食べられるようになった
3.1年の見通しをもてる
■5歳児の食育計画を作成するにあたって/どのような力を育てたいか/具体的な計画を
4.私たちがめざす食育
■食育基本法とはどんなものか/食育基本法の基本方針/食育基本法の問題点/私たちがめざす食育とは

【集団づくり】
1節:集団づくりの視点
1.集団づくりの必要性
2.集団づくりの意味と意義
■関係性の人格形成力に着目する/居場所を保障する/自立を促す/共同の世界を自治的につくる
3.集団づくりにおける指導
2節:集団づくりの実際
1.5歳児の姿
2.指導の視点
■自治集団とリーダー/集団で創りあげるあそび・行事/異年齢集団/職員集団づくり
3.指導の展開
■実践1『リーダーさん困ったら助けてあげるよ!』/実践2『自分たちが楽しんで、他のクラスの友だちも楽しませたオバケ屋敷ごっこ』/実践3『ゆり組にさからうな!』
【あそびをゆたかに】
1節:あそびの方法と視点
1.ルールのあるあそびを楽しむ
2.ごっこあそびがゆたかに発展する
3.劇あそびにとりくむ
4.探険あそびの世界へ
5.5歳児に対する固有の配慮
2節:あそびの保育実践
1.「ぼくたちは一番大きいんだ!」あこがれいっぱいに迎えた春
2.なかまとあそびをつくっていく
■自然にふれて/きりん組しかできないこいのぼりが作りたい/からだも気持ちも解放して、自然の中でなかまと思いきりあそんだ夏/プールを楽しむ/青い海、空に向かってエイサーを踊る/せみとり/なかまと共にあそびをつくりだす秋冬/自分たちでつくってあそぶ/お店屋さんごっこ/マフラー作り/みんなであそぶのが楽しい!/缶けり/もうすぐ1年生

【幼児の表現を育てる】
1節:総論
1.表現は創造的な活動である
2.見立てつもりやごっこあそびで想像力を
3.身ぶり表現といわれはじめたのは
4.身ぶりとは
5.身ぶり表現をしながら想像世界を創り出す
6.身ぶり表現の朝
7.身ぶり表現と話し合い
8.ことば以上のことばとしての身ぶり表現
9.表現するとは想像し、創造すること
2節:描画
1.描く活動
■5歳児期の描画表現の発達的特徴
■前後の時期(4歳・9歳)に目を向ける
■幼児にとって絵とは何か
■書きことばの土地としての描く活動
■思考の手段としての描く活動
■5歳児期の描画実践をどうすすめるか
■生活に根ざした描画実践1
■生活に根ざした描画実践2
■見て描く絵(観察画)
■「考え」を描く
■充実期の描画実践
2.指導の留意点
■対話のあり方・主題の明確さを/絵の具による彩色指導について
3節:ごっこ・劇あそび
1.ごっこあそびの花開くとき
■イメージを具体化し・友だちと共有してあそびが拡がるごっこあそび/自然の楽しさから生まれるごっこあそび/感動したことから発展したごっこあそび/ごっこの総合あそび「お店ごっこ」/お話ごっこあそびのゴールデンエイジ5歳児
2.5歳児の劇あそび
■ごっこあそびの要素は劇づくりの基礎となる/お話を楽しむクラスであること/組や個々の課題を分析し題材の選択をする/身ぶりと話し合いによって子どもたちがお話を深く理解していく/子どもが劇の段取りを考える/背景―大・小道具、音楽、ダンスについて/ナレーションと台詞の分量について
3.劇『黄金のカモシカ』の実践
■運動会後からのクラスの課題/子どもの好きな場面から身ぶり表現と話し合いをした
4.劇づくりとは
4節:音楽・リズム
1.春です!子どもたちは自信にあふれて
2.最年長になった!
3.5歳になれば自分のからだがどうなっているかを意識しながら動くことができる
4.一人ひとりをよく見る
5.うたは表現だよ
6.うたで子どもが育っていく
7.新しいうたを渡す
8.伴奏について
9.子どもにわかりやすいリズムを心がける
10.子どもの気持ちをつかんで曲を選ぶ

【行事】
1節:行事を節にゆたかな育ちへ
2節:行事の実際
1.クラス目標
2.泥んこフェスティバルでの山造り
3.さぁ!次は一泊保育だぁ~
■栽培とクッキング/ごっこ、キャンプファイヤー、プールのお風呂/取り組みを家族とつなぐ
4.さぁ、保育園最後の運動会!
■なわとび/鉄馬
5.雪山合宿と農園活動・クッキング
■雪山合宿になぜ取り組むのか?/少しずつ準備をする/大切な社会勉強 電車の中では静かに!/みんなで楽しもう/農園活動で子どもたちは何を学んでいるのかな/つくって食べよう会“おいしい物を作ろう”
6.6年間の総まとめ、発表会
7.子どもたち、それぞれのご家族へ、卒園おめでとう!

<4章:小学校へ行くまでに>
1節:早期教育と文字と数
1.早期教育の現状と問題点
■早期教育の現状/早期教育で確かな学力は育つのか
2.確かな学力の基礎となる力をゆたかに
■文字学習のレディネス/算数学習のレディネス
3.大切なのは言語・認識の発達
2節:保幼少の日常的な連携―幼児期の育ちを小学校につなげるために
1.「小学校教育につながる保育」とは
2.「相互理解」の側面―固有な文化を知る
3.「情報交換・共有」の側面
4.「交流」の側面
3節:小学校への接続問題にかかわって日常的な連携

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