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落ち着きのない子どもたち
多動症候群への理解と対応
価格
(税込):
1,760円
商品コード:978-4790271345
ポイント:16Pt
頁数:240ページ
出版年月:1995-07-00
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目次
プロローグ:落ち着きのない子と多動症候群第1章:「多動症候群」って知ってますか?
■「落ち着きがない子」と「多動の子」どこが違うの?
■「落ち着きがない子」の5つのタイプ
■多動症候群の診断基準
■なぜ多動症候群になるの?
■多動症候群の症状と接し方
■多動症候群イコール学習障害ではありません
■多動症候群の経過と各時期のかかわり方
■多動症タイプの人が適応する社会とは
■多動症候群と医療
第2章:適切な対応が多動の改善に役立ちます
1.多動症候群の4つの特性―具体例と対応法
■多動性…「着席」から動きをコントロールする力を身につけえる(全く着席できない/着席できても部分的な動きが止まらない/着席できても部分的な動き+おしゃべりが止まらない)
■衝動性…理解力が高まると衝動をコントロールする力も育つ(「快・不快」によって一直線に突っ走ってしまう時期 理解レベル1/衝動に対する自己コントロールが身につきはじめる時期 理解レベル2/衝動に克てる自分に気づきだす時期 理解レベル3)
■注意集中の困難…興味の対象を広げ、深める(一人の世界に閉じこもらせず「人と遊べる」ようにする/遊びを通して「人から学ぶ」ことを覚える)
■易興奮性…カッとしなければ友だちになれる
2.誤った見方を改める―適切な指導により改善できる多動
■原因を知ることで改善できる「疑似」多動症
■「できない子」と決めつけず、根気よく指導する
■発達がアンバランスなだけ。「なまけもの」ではありません
第3章:遊びや学習で発達を援助する
1.おもちゃでうまく遊べない
■おもちゃに興味を示さない子
■人への興味が強すぎて、おもちゃに関心が向かない子
■遊び方を覚えないまま自己流におもちゃを扱う子
2.発達にあわせたおもちゃを選ぶ
■基本的な手の動きを引き出すために
■見分ける力・ことばの力を育てるために
■抽象的思考や概念を育てるために
■線への意識を高めるために・文字を理解するために
■お手本にあわせて作るために・数を理解するために
3.多動の改善に効果的なコンピュータ教材の利用
第4章:多動を少なくするための運動にチャレンジ
1.多動の子どもと運動能力
■動きをコントロールできない…「赤い靴」をはいた子どもたち
■家庭での運動
■「遊び」でなく「訓練」として取り組むことが大切
2.多動を少なくするための運動
■感覚を調整する運動
■身体のイメージをつくる運動
■合図にあわせて動けるようにする運動
■「静止する」「待つ」ことができるようにする運動
■緊張をゆるめる(弛緩、リラックス)運動
■バランスをとる運動
■ゆっくり動く運動
■移動運動(協応運動)
■一定のペースで動き続ける運動
■用具を上手に使えるようにする運動
第5章:友だちができれば大丈夫 社会と上手にかかわるために
1.友だちをつくるために
■「つきあいやすい」子になるには(まわりが見えていないから自分勝手と思われる/まず大人とのコミュニケーションをとれるようにする/目を向け、耳を傾けられるようにする)
■騒いで敬遠される子への対応(泣いて要求を通そうとする、わがままな子/「泣かない」と言いながら泣いてしまう子/ささいなことで落ち込んでしまう子/見通しが持てず、混乱する子/一番になれないと大騒ぎする子/わかっちゃいるけど暴発を止められない子)
■ルールを守れるようにするには(順番を守れるようにする/勝ち負けがわかるようにする/ジャンケンができるようにする/ルールを増やして遊べるようにする/自分でルールを変えられるようにする)
2.社会と上手にかかわるために
■周囲は、どう接すればいいか(良いところを探し、不十分なところを補ってあげる/規律はしっかり守らせる/得意なところを皆で認めていく/次にすべきことを常に示していく)
■社会性を身につける(基本的な社会的技能をチェック/社会的な知識のチェック)
■善悪の判断を指導する(マル・バツを使って指導する/なぜ叱るのか・ほめるのかを明確にする)
■経験を通して理解力を高めていく(断片から全体像をつかめるようにする/因果関係を理解できるようにする/相手の気持ちを理解できるようにする)
■行動をコントロールできるようにする(自分の行動を理解する/役割を持たせる)
■自信のなさを克服する
●多動症候群Q&A
●お父さんお母さんインタビュー
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出版社・レーベルの紹介文
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