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揺さぶられっ子症候群と子どもの事故
小児救急外来の現場から

価格 (税込)1,430円
商品コード:978-4272403196
ポイント:13Pt
頁数:143ページ
出版年月:2003-07-00

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出版社・レーベルの紹介文

乳幼児を揺さぶることによって脳内出血を起こして死に至る「揺さぶられっ子症候群」と、その他の突然死、頭部外傷、誤飲、溺死など、原因と救急対策、予防のための知識を解説。
 

目次

はじめに
■夜間緊急外来に運びこまれる子どもたち(発熱してけいれんがとまらない/検査の結果・髄膜炎と診断/ほんとうに急患なの?)
■ER病院とは
■小児救急外来と地域の診療所(子どもの死亡原因のトップは不慮の事故)

1:揺さぶられっ子症候群と子どもの突然死
■揺さぶられっ子症候群とは?(初の症例報告/新生児の脳の構造と変化/脳障害がおきるメカニズム/診断のむずかしさ)
■揺さぶられっ子症候群との出会い(紫斑と脳出血-五ヶ月の女の子/文献を見て診断を下す)
■揺さぶられっ子症候群の症例(虐待のうたがい-二ヶ月の男の子/偶発的な事故-五ヶ月の男の子/強い子に育てたいと-三ヶ月の男の子/哺乳後のゲップで-二ヶ月の男の子)
■原因と予防
■乳幼児突然死症候群(SIDS)とは(乳幼児突然死症候群/二歳までの死亡原因のもっとも重要なもののひとつ/うつぶせ寝とSIDSの関係/SIDSのそのほかの原因/SIDSの予防/ALTE(乳幼児突発性危急事態)の症例)

2:子どもの事故はなぜ起こるか
■事故の多くは親の不注意や油断
■年齢別事故の特徴(誕生から五ヶ月まで/六ヶ月から十一ヶ月まで/一歳から二歳まで/三歳から五歳まで)
■事故が起こる場所の特徴(台風/風呂場/階段/居間)
■誤飲事故(食べると大変・飲むと危険 タバコの誤飲/500円玉の誤飲/飲むのは簡単?ボタン型電池/あっと驚くビー玉の誤飲/「指輪は?」「食べちゃった」/指輪が食道の組織と癒着/おなかの中で大きくなった怪獣/一つは大丈夫でも二つ以上は危険なピップエレキバン/ベビーカーのビスが命取り/ピーナツの誤飲/首飾りならず異飾り/ポケモン参上/消えた書棚の留め金/消えたストーブのビス/画びょうを食べる大道芸人/おはじきはどこに/赤ちゃんは大酒飲み!?/ゴキブリならぬ赤ちゃん団子/体温計の水銀で中毒に?/防虫剤は大変?/漂白剤を飲んだら/茶わん蒸しは乳児には危ない?銀杏中毒/睡眠薬を誤飲して急性小脳失調症/誤飲による薬物中毒)
■溺水事故(祖母と留守番中に/母親が着替え中に/溺水は不慮の事故死の第一位/とくに風呂が多い/溺死の原因/溺水の予防)
■熱中症(熱中症とはなにか/熱中症の対処)
■やけど(熱傷(やけど)の診断/やけどの応急手当)
■頭部外傷(子どもは頭のケガが多い/頭のケガの種類/頭のケガと症状/診断方法/病状について/後遺症/フローリング床で転倒1/フローリング床で転倒2/停車後が危険・自転車事故)

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