じゅんくんの学校
じゅんくんには苦手なことがいろいろあります。くつをはくこと。高いところ。手をあらうこと。うがいをすること。マスクをすること。そして、トマト! なかでも、いちばんいやなのは…?
知ることか・・・
はらぺこ横綱
能登の国の漁師のせがれ長吉は、「腹いっぱい食べられる」という理由で相撲取りをめざし江戸に出てきた。武隈親方に弟子入りするも、あまりの大食漢ぶりに破門されてしまう。行くあてもなく、川に身投げすることを決・・・
眠り猫
江戸の昔、左甚五郎という世にもまれな彫り物師がいた。上野寛永寺の鐘撞き堂に彫った龍が、夜な夜な柱を抜け出して不忍池の水を飲む、と大騒ぎになるほどの名人だった。その腕を見込まれて日光東照宮に猫を彫ること・・・
もぐらどろぼう
おもての戸のふし穴から店の中をのぞいているのは、もぐらどろぼう。敷居の下にほった穴から手を入れて、戸のかぎを外すという悪い人。ところが、どろぼうが手をいれたところ、店の主人にみつかってしまい、手をしば・・・
ねこなんていなきゃよかった
ねこのももちゃんが死んだ。友だちがやさしくしんぱいしてくれるので、ついつよがり「はじめから、ねこなんていなきゃよかった」といってしまった。でも家にかえると、ももちゃんはもういない。みんながくらいかおを・・・
おじいさんは川へ おばあさんは山へ
「おじいさんは山へ柴刈りに」? 「おばあさんは川へ洗濯に」? いえいえ、それは昔話のなかのこと。
今を生きるおじいさんとおばあさんといっしょに、不思議でわくわくの場所へ出かけましょう。・・・
徂徠どうふ 講談えほん
はたらき者のとうふ屋七兵衛さんが、朝から「とーふー、とーふー」と、とうふを売り歩いていると、ひとりのおさむらいによびとめられます。おさむらいはとうふになにもつけずに一丁ぺろりとたいらげてしまいます。「・・・
かえるぴょん
池のなかのかえるが、葉っぱにぴょん、お庭にぴょん、お屋根にぴょん。ぴょんぴょんとんで目指したのは……。
シンプルなお話と、おおらかな絵でおくる、ピュアな魅力にあふれる絵本。・・・