出版社・レーベルの紹介文

保育の現場で重視されるようになったカウンセリングマインド。その考え方や、内容などを具体的に明らかにする。

目次

第1章:カウンセリングの基礎知識
■第1節:カウンセリングはどのように成立したか
■第2節:現在のカウンセリングの基本的な概念

第2章:カウンセリングマインドの基礎知識
■第1節:なぜカウンセリングマインドが必要になってきたか
■第2節:保育におけるカウンセリングマインドとは
■第3節:保育におけるカウンセリングマインドの進め方

第3章:乳幼児期に培われる人間としての基本的な育ち
■第1節:人への信頼感を抱く
■第2節:親子の絆を築く
■第3節:身辺の自立を学ぶ
■第4節:友達をつくれるようになる
■第5節:自分なりに生きる自信を培う
■第6節:失敗や挫折から回復する仕方を身につけていく
■第7節:周りの人たちと楽しく過ごす方法を学ぶ
■第8節:親や保育者をみて子育ての仕方を実感的に学ぶ

第4章:幼児理解とカウンセリングマインド
■第1節:子どもの行為を表現として理解する
■第2節:それぞれの心の拠り所としての居場所を理解していく
■第3節:それぞれの今の心持ちを理解していく
■第4節:それぞれの友達関係を理解していく
■第5節:気になる行為をどう理解し、どうかかわるか
■第6節:個人差とそれぞれの成長をどう理解し、どう受け止めていくか
■第7節:カンファレンスを通して、自分の幼児理解を修正する

第5章:障害児の理解とカウンセリングマインド
■第1節:障害を診断することと障害児を理解することとの違い
■第2節:園の中での援助
■第3節:保護者との連携をどう進めていくか
■第4節:専門機関との連携をどう進めていくか

第6章:幼児の生活とカウンセリングマインド
■第1節:登園時のトラブルについての理解とかかわり
■第2節:排泄をめぐるトラブルの理解とかかわり
■第3節:食事をめぐるトラブルの理解とかかわり
■第4節:睡眠をめぐるトラブルの理解とかかわり
■第5節:集団参加をめぐるトラブルの理解とかかわり
■第6節:乱暴な行動をめぐるトラブルの理解とかかわり

第7章:幼児の遊びとカウンセリングマインド
■第1節:遊びの持つ治療的意義
■第2節:時計時間から解放される
■第3節:感情を自由に表現する
■第4節:自分を発揮できるようになる
■第5節:自己を抑制できるようになる
■第6節:自分なりに自己を実現する
■第7節:失敗から回復できる

第8章:保護者との連携とカウンセリングマインド
■第1節:親子の絆はどのように形成されていくか
■第2節:育児不安の理解とその背景
■第3節:幼児虐待の理解とその背景
■第4節:何をどう保護者に伝えていくか
■第5節:保護者とどう連携していくか
■第6節:父親の育児参加をどう促すか