出版社・レーベルの紹介文

一人ひとりの子どもの興味や関心、意欲などを生活を共にしながら、現実の保育の問題として「発達」について考える。

目次

序章:発達を見る目
■子どもを見る確かな目をもつということ
■年齢集団という捉えの枠
■経験に則った発達観
■能力主義的な見方
■発達のステージ
■発達の過程:二つのキーワード

第1章:遊びと発達
■第1節:遊び理解の原点
■第2節:育ちの経過のさりげなさ
■第3節:安定した生活の場づくり
■第4節:「交渉する学び」を通して
■第5節:育ちのステージ
■第6節:もっともプレイフルな年頃
■第7節:プロセスとして発達を捉える視点から遊びを考える

第2章:言葉と発達
■第1節:言葉を支えるもの
■第2節:音声重視の弊害
■第3節:お話によって育つもの
■第4節:文字という発達問題

第3章:生活習慣と発達
■第1節:生活習慣へのこだわり
■第2節:食事
■第3節:昼寝―睡眠と休息―
■第4節:排泄と衣服の調節
■第5節:生活習慣へのこだわりから逃れるために

第4章:かかわりと発達
■第1節:一生懸命さと親密さ
■第2節:子どもを支える保育者のかかわり
■第3節:子ども同士の関係を調節する力の育ち
■第4節:異年齢交流によって育つもの

第5章:障害と発達
■第1節:はじめの一歩
■第2節:おんぶ“移動安全基地”
■第3節:パニック
■第4節:逃げ場は待つ場
■第5節:緊張の見定め
■第6節:かかわりの生成

第6章:新しい文化的関係と発達
■第1節:文化という視点から
■第2節:暮らしとしての文化
■第3節:園生活という文化
■第4節:保育の検討課題