出版社・レーベルの紹介文

障害児保育を、障害とはなにか?の原点から専門の著者により解説した障害児保育を進めるうえで必携の書。

目次

<理論編>
1.障害児保育とは
■障害児の概念・判別・保育
■障害児保育のための諸条件
2.障害児の基礎知識
■視覚障害
■聴覚障害
■言葉の遅れ
■運動の障害(病弱・虚弱児も含む)
■知能の障害
■情緒障害
■小児自閉症
■多動性
3.障害児理解の方法
■情報を集める
■親の話を聞く
■子どもの発達状態を把握する―発達検査―
■子どもの行動をよく見る―行動観察―
■子どもの総合的理解
4.障害児保育の目標とねらい
■信頼関係をつくる
■身体の健康を図る
■基本的生活習慣を図る
■遊びを育てる
■社会性を育てる

<実践編>
5.障害児保育の進め方
■障害児の受け入れについて
■障害児との関係づくりについて
■家庭との協力について
■子ども同士のかかわりをめぐって
■自己表現力を育てる
■行事への参加をめぐって
■入級及び担任引きつぎの諸問題
■卒園後の進路―普通小学校か養護学校か―
■就学を控えて一年をどうまとめるか
6.専門機関との連携と事例
■早期発見から保育に至るまで
■児童福祉施設などの役割と活用
■園と専門機関との役割分担を考える(実践事例を読んで)
■園が他機関との連携を図るために(実践事例を読んで)
■保育園と他機関との連携
■幼稚園と他機関との連携
7.障害児保育の実践事例
■障害児との“ふれあい”(実践事例を読んで)
■夏季林間保育の実践(実践事例を読んで)
■視覚障害を持つY児の事例(実践事例を読んで)
■難聴幼児T子の事例―生育過程に思うこと―(実践事例を読んで)
■言葉の遅れた子の保育事例(実践事例を読んで)
■吃音(どもり)を持つN君の事例
■発達遅滞を持つK子ちゃんの事例(実践事例を読んで)
■ダウン症児Aちゃんの事例―肢体不自由の母親とともに歩む―(実践事例を読んで)
■ダウン症A児の指導事例―分離保育の事例―(実践事例を読んで)
■口をきかない子どもの指導―場面緘黙児Yちゃんの事例―(実践事例を読んで)
■自閉的傾向のあるIちゃんの事例―入園後半年間の指導経過について―(実践事例を読んで)
■自閉的傾向のあるY君とのかかわり(実践事例を読んで)
■「自閉症」と診断されたM君の事例(実践事例を読んで)
■「脳梁欠損症・てんかん・運動発達遅滞」と診断されたA君の事例(実践事例を読んで)
■知能と運動の遅れた子の保育例(実践事例を読んで)
■歩けなかったS子ちゃんの事例(実践事例を読んで)
■肢体不自由児T子の指導事例(実践事例を読んで)
8.障害児保育実習―これから障害児保育を学ぼうとする学生を対象に―
■望まれる障害児保育者の条件
■児童福祉施設における実習の心がまえについて
■障害児施設における学生の実習記録から
■障害児保育エクササイズ
■実習生へのアドバイス―保育園
■実習生へのアドバイス―幼稚園