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保育士のメンタルヘルス
生きいきした保育をしたい!

価格 (税込)1,540円
商品コード:978-4780300789
ポイント:14Pt
頁数:139ページ
出版年月:2007-03-00

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出版社・レーベルの紹介文

気になる子や気になる親、そして周囲の人間関係。社会的には、長時間保育や子育て支援など、ますます増える仕事に保育士は疲れています。もう、「子どもが大好きだから」の思いだけでは、仕事は続けられない!保育士の健康確保と、とくにメンタルヘルス(心)についての現状と、職場集団の取り組みを考える本です。
 

目次

序章:保育士が生きいきと働けるために
■保育条件の根幹としての保育士の健康
■再度脅かされる保育士の健康
■キーワードはストレス
■ストレッサーコントロールを

第1章:ストレス問題の基本的理解
■セリエのストレス学説
■ストレスは人生のスパイス
■心理的ストレスのプロセス
■ソーシャル・サポート
■職業性ストレスのとらえ方

第2章:保育労働のストレス関連要因
1.保育労働の本来的ストレス
■コミュニケーション労働としての保育
■心のエネルギーを費やすコミュニケーション過程
■コミュニケーション過程の二面性
2.ストレスを拡大する条件
■子どもの姿と保育課題の複雑化
■親との連携の難しさ
■保育条件・労働条件の悪化(過密性の高まり/時差出勤・休憩・持ち帰り仕事/裁量の自由度の低下)
■保育士集団の変化(非正規職員の増大/人間関係への影響)
■ストレス関連要因の全体的評価

第3章:職場が問われる「いじめ」
■おとなの世界にも「いじめ」(事例1:正論を押し付ける保育士/事例2:肌の合わない保育士をいじめる園長)
■職場の「いじめ」の表れ方
■職場の「いじめ」の特徴
■職場のメンタルヘルスにとって
■保育への影響
■働く者の人権が守られる労働環境を

第4章:ストレスの社会性
1.「時間ストレス」の増大
■日本人は昔からせっかちか
■新幹線とビジネス社会
■社会全体を巻き込んだ「ジャストインタイム」
■「二十四時間社会」
■スピードアップ社会の影響
■「二十四時間社会」の影響
2.国民の労働・生活を支える政策の後退
■保育士のストレスへの影響
3.社会的ストレッサーには根源での対処を
■根源での対処こそ効率的
■目の前にあるストレッサーの社会性

第5章:個人レベルでのストレス対処
1.個人的対処の位置づけ
2.ストレス対処行動
■どのような対処が効果的か
■ストレスを人に話す
3.ストレスを緩和する「生活」
■ストレスを緩和する家庭機能
■決定的に重要な睡眠
■積極的休養のすすめ

第6章:みんなが生きいき働ける職場を
■なぜ職場でのとりくみか
■職場で重視すべき二つの課題
■職場ですすめる労働負担軽減(労働負担軽減の必要性の再確認を/労働負担軽減策の中心は人員配置/仕事量の限界を見極める/保育内容の見直し―何を重視するか/ある養護学校での実践)
■職場にゆたかなソーシャル・サポートを(人間関係の現状チェックを/ソーシャル・サポートが成立する条件/リーダーシップのソーシャル・サポート機能/若い保育士に対するサポート/親との連携)
■保育観の共有を発展させる運営

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