なっちゃんのなつ
女の子の一日を通して、日本の夏の濃密な美しさを描いた絵本です。
なっちゃんがともちゃんの家を訪ねると、ともちゃんはいませんでした。そこで一人で河原にでかけると、今は夏の真っ盛り。草が高く・・・
とくんとくん
少女が水族館で出会ったふしぎな少年を、家があるという湖へおくっていってあげることになるがじつはこの少年の正体は…。幻想的な物語。片山健の油絵が異世界を描き出す。
ねむねむくんとねむねむさん
おたがいのなまえを わすれるくらい、さむかったふゆ。
でも、ふたりですーすー ねむりながらはなしていると
あたたかくなってきて、いろいろなことを おもいだしていきました。・・・
いまむかしえほん8 みるなのへや
旅の男が山道に迷ってたどりついた館には1人の女がいて、男を泊めてくれました。
翌朝、女は奥の部屋を決して見ないようにと言い残して、出かけてしまうのでした…。
プッポコとペッポコ
朝、お日さまが昇ると、「プッポコ ペー、ペッポコプー」とラッパの音が聞こえ、
裸ん坊のふたり組プッポコとペッポコが現れます。
ふたりは、イヌのいぬおやネコのねーこ、サルのさ・・・
おめでとうおひさま
新しい年、季節にあたり、おひさまが動物たちに問いかけます。「新しい年、みんなどうしたい?」動物たちは「なるべくけんかをしない」「なるべくきらいって言わない」「なるべく笑う」…口々に言います。おひさまは・・・
のまどくん
のまどくんは、きょうもごきげんでおでかけです。のまどくんは、犬がすき。
みずたまりをビチャビチャ歩くのが好き。せみのぬけがらが好き。
いつも空を見ているひかるくんが好き。<・・・
おつきさまこっちむいて
おつきさま、こっちむいて! いろんな形の月といろんなところで出会います。
あっちをむいていた三日月がだんだん姿をかえ、やがてまんまるの満月になりました。
狼森と笊森、盗森
「ここへ畑を起こしてもいいかあ。」「いいぞお。」森が一斉にこたえました。人が自然の声にちゃんと耳をすまし、礼儀をつくしていた時代。人と自然との仲は、豊かで温かくユーモアに満ちたものだった・・・。現代こ・・・
木の実のけんか
隣の山に、どこより早く見事に桜が咲いているのを見つけた橘は、一族を引き連れて花見の宴を始めます。それを見た山の住人、栗は面白くありません。両者の駆け引きで笑わせながら、ついには合戦に。さてその結末は?・・・