出版社・レーベルの紹介文

保育現場でありがちな子どもの困った言動やトラブルを取り上げ、効果的な指導法をわかりやすくにまとめたハンドブックです。現場の先生の声を集めて、よくあるお悩みケースを厳選しました。

本書は、一時的な対応法ではなく、子どもの言動から子どもの気持ちや必要な援助を見極め、問題を根本から解決する指導法を紹介しています。　　
一つの問題でも、子どもの気持ちや状況によって対応は異なります。そこで本書では、一つの問題に対して子どものタイプ別に複数の指導法を解説しました。
例えば、すぐにかんしゃくを起こしてしまう子については、「自分の思いを言葉にできないでいる場合」なら「思いを言葉で伝える経験をさせる」、「自分の激した思いを抑えられない場合」なら「気持ちを切り替える経験をさせる」といったように、状況に応じて適切な援助の方法がわかるようになっています。

イラストやマンガを多用して楽しくわかりやすく解説し、具体的な言葉かけも紹介しました。毎日の保育にすぐに役立つ一冊です。

目次

■case1:偏食がひどい
■case2:かんしゃくを起こす
■case3:言葉がきつい
■case4:いつもマイスペース
■case5:保育者にべったり
■case6:注意しても繰り返す
■case7:落ち着きがない
■case8:すぐに口答えをする
■case9:すぐに暴力をふるう
■case10:勝ちにこだわりすぎる
■case11:思うようにならないと、いじける
■case12:トラブルがあっても謝れない
■case13:自分に都合のいいうそをつく
■case14:潔癖すぎて外遊びをいやがる
■case15:友達のまねばかりする
■case16:意見を主張できない
■case17:からかう、意地悪をする
■case18:使ったものを片付けない
■case19:話をまじめに聞けない
■case20:集中できず、すぐに飽きる
■case21:大人の目を気にしすぎる
■case22:すぐ保育者に言いつける
■case23:運動遊びをいやがる
■case24:いつも一人でいる
■case25:自分のことばかりを話す
■case26:内気で言葉が少ない
■case27:こだわりが強く神経質
■case28:トラブルがあっても他人事
■case29:すぐに「つまらない」と言う
■case30:物を大切にしない
■case31:生き物の扱いが手荒
■case32:友達を取り合う
■case33:失敗や間違いを認められない
■case34:特定の子に暴力をふるう
■case35:仲間外れにする
■case36:あいさつをしない