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異年齢保育の実践と計画

価格 (税込)1,980円
商品コード:978-4894641549
ポイント:18Pt
頁数:180ページ
出版年月:2010-08-00

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出版社・レーベルの紹介文

子どもが安心して自分らしさを発揮でき、お互いに、支えあい・育ちあう心地よい関係が満ちあふれる保育を求めて、異年齢保育の取り組みが広がっています。試行錯誤の経過も含めて紹介し、実践の理論化と計画化を提案します。
 

目次

1部:異年齢保育をすすめるにあたって

第1章:異年齢保育ってなんだろう?
1.異年齢保育の形態
■異年齢保育に関する用語の整理
■最低基準と異年齢保育
■異年齢集団の編成パターン
■異年齢保育の生活と環境
2.なぜいま異年齢保育か
■意識的につくらなければ異年齢児とのかかわりが存在しない
■「子育て困難」の時代に、子どもを育む生活をつくる
■同年齢集団の特質
3.今日の保育課題と異年齢保育
■子どもの学びと育ち
■乳幼児に適した保育環境とは
■一人ひとりを大切にする保育とは

第2章:異年齢保育の魅力
1.異年齢での生活とあそび
■生活を共にする中でお互いを知りあう
■多様な参加のしかたの保障と学びあい、楽しいのあそびの持続
■長期的な見通しをもってゆったりと子どもを見る
2.多様な人とのかかわり
■甘え―甘えられ、頼りにされる関係
■憧れ―憧れられ、認めあう関係
■教えてほしい―教えてあげる関係
■要求しあい、鍛えられ、励まされる関係
3.自己肯定感を育てることを重視する保育観・保育目標
■安心して自分が出せる
■異質性・多様性を受容し共感する力
■自信・自己肯定感

2部:各地の異年齢保育の実践に学ぶ

第3章:1歳児からの異年齢保育に取り組んで
1.「主活動は年齢別」から「異年齢での暮らし」に至るまで
■主活動は年齢別に(1~2年目)
■1、2歳児は「おうち」で(3年目)
■3、4、5歳児の保育を見直す(4年目)
■7年目を迎えて
■5歳児独自の活動
■おうちでの生活を基盤にした年間の取り組み
■少人数の異年齢グループをつくって
■食事を大切にして
2.共に育ちあう子どもたち
■大きい子をまねて、見習って
■小さい子に寄り添う、大きい子
■少し大きい子のがまん、思いやり
■見守ることもできる
■小さい子がいてくれる喜び
■家族の様に
■大きい子の存在は力強い
■人の役に立つ喜び
■異年齢でのあそびの広がり
■人としての喜びがいっぱいの異年齢での生活
3.子どもたちに学びながら~新人保育士の手記

第4章:異年齢でのごっこあそびの発展
1.3、4、5歳の異年齢保育に移行するまで
2.3~5歳の異年齢保育の試行錯誤
■1年目の保育
■2年目の保育―異年齢2グループに分ける
■3年目の保育―2クラスに分ける
3.みんなが楽しめ絆を深めるお店屋さんごっこの取り組み
■やりたいお店を選んで
■異年齢の生活グループ(チーム)で取り組む
4.異年齢での話しあいを通してのお店屋さんごっこ
■4年目の保育の体制
■異年齢グループ(チーム)での話しあい

第5章:未知の世界へはじめの一歩、親も子も~2歳児クラスから異年齢クラスへの移行を中心に~
1.3年間の異年齢保育を振り返って
■世話されるより自分でしたい3歳児
■年齢の差を意識してしまう保育者と異年齢で同じ活動を楽しむ子どもたち
■本音を言えて、受け止められる話しあい
■無理せず気負わない異年齢保育に
2.2歳児クラスから異年齢クラスへの移行期について
■移行期実践にとり組むにあたって
■異年齢クラスへの移行期の実践
■移行期実践の意義
3.保護者にとっての移行期
■移行期の保護者の不安と対応
■進級に向けてのクラス懇談会(1月)
■異年齢クラスに我が子を託して

第6章:心地よい関係のなかで育ちあう―5歳児の自信と誇り―
1.異年齢保育3年目の子どもたちと落ち着ける環境づくり
■5歳児(くりぐみ)の子どもたち
■落ち着ける環境をつくる
2.頼りにされ、慕われるうれしさ
■つばめグループ―りゅうじ君(5歳)の姿から
■とんぼグループ―しんじ君(5歳)の姿から
3.グループでのかかわりを広げていくために
■プール活動の取り組み方を変えて
■友だちのがんばりにも目を向け、苦手なことへも挑戦
4.仲間のなかで認められて
■運動会の取り組み方を見直す
■異年齢のなかで認めあい、応援しあいながら
■運動会後、異年齢で教えあい、伝えあう

第7章:「離れてたって仲間なんだ!」~小規模保育所における異年齢・交流保育~
1.交流保育
■年間の交流内容
■保育者同士の連携
2.ライバルだけど仲間なんだ
■交流保育を年間を通してやっていこう
■実践のねらい
■互いの集団から刺激を受けて
■劇を一緒につくる仲間へ
■同じ仲間としてのライバル意識が芽生えて
■もっと育ちあえる仲間へ
3.たった一人の年長さん
■お泊り保育
■ユウホウ君が教えてくれた竹馬
■「ぼく、シンタしてもいいよ!」
■一人で通った菊陽
4.大変だけど…やっぱり楽しい交流保育!

3部:保育計画をつくる

第8章:異年齢クラスの保育計画
1.保育課程と指導計画
■クラス編成と集団全体の発展
■保育目標に向かって
■子どもたちの要求をもとに
■環境構成
2.異年齢の活動と同年齢の活動
■生活
■あそび・課業
■5歳児の活動
■保育者間の分担と連携
■保護者との連携
3.年間の保育課程・指導計画を作成するにあたって
■1期(4、5月)の配慮と課題
■2期(6~8月)の配慮と課題
■3期(9~12月)の配慮と課題
■4期(1~3月)の配慮と課題

第9章:年間を見通した取り組みと各年齢の姿
1.年齢別保育をしてくるなかで感じた困難さ
■みんなで食べるってどういうこと
■1歳児と散歩に行ってみて
■全職員で子どものやりたいことを実現させる
2.異年齢保育スタート
■ひとつの保育形態として
■保護者の不安
■うみとやまのお部屋に分かれて
■生活は異年齢で課業は年齢別で
3.1期(4・5月)「一緒だけど別!」の楽しい取り組みを大切に
■一人ひとりがより見える異年齢の生活
■空っぽの弁当箱
■憧れられ力をつけていく5歳児
4.2期(6・7・8月)お部屋の取り組みを基本に年齢を意識する
■各年齢の誇りを育てるキャンプ
■伝授式
5.3期(9・10・11・12月)異年齢の取り組みが充実しお部屋の団結が深まる
■運動会は「綱引き」
■子ども祭りは力を合わせるグループで
■みんなで楽しく遊ぶ工夫
6.4期(1・2・3月)年齢別活動が増えていく
■5歳児の劇づくりとお引越し会
■4歳児に進級の期待を持たせる取り組み

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