出版社・レーベルの紹介文

人間らしく生きることを担う手の発達や役割、手を育てる保育や子育てに関する40余年の研究の集大成。手をとりまく環境の考察、手に関する実験結果の分析も交え詳述。

目次

序章:今なぜ手なのか?

第1章:子どもたちは手とともに育つ〜手は発達の担い手〜

第2章:「生きる」を担う手〜乳幼児期・生活を支えるたくさんの手が出揃うとき〜

第3章:乳児期の手〜「つかむ手」獲得と「つたえる手」誕生のとき〜
■乳児期の手の発達
■手と生きる力のためにここから始めてみよう!
■乳児期の手とこころの発達環境の点検

第4章:幼児前期の手〜「つかむ手」から「つかう手」への成長「つなぐ手」誕生のとき〜
■幼児前期の手とこころの発達
■手と生きる力のために、ここから始めてみよう!
■幼児前期の手とこころの発達環境の点検

第5章:幼児後期の手〜手が上手に働く・共同作業も始まり社会的手へ・さらに人間らしく〜
■幼児後期の手とこころの発達
■手と生きる力のために、ここから始めてみよう!
■幼児後期の手とこころの発達環境の点検

第6章:今時の子どもたちの手〜とくに、道具を使う手と「ふれる手」の実験から考える〜
■今の子どもの手はどのように不器用か
■「ふれる手」の発達についての「現実」を知る

第7章:手を守る・その1〜<手を洗う>〜
■<手を洗う>意味
■<手を洗う>の発達
■<手を洗う>を育てる
■<手を洗う>を楽しもう!

第8章:手を守る・その2〜<道具を安全に使う>〜
■道具にも強い手に!
■道具を安全に使うために
■道具のしくみの説明と正しい使い方の指導のために
■道具の本当の使いみちと正しい使い方

第9章:生きる力と手を育てるために〜多くのひとの知恵と支援の実際〜
■多くのひとの知恵と工夫で手を育てる
■多くのひとの支援の中で子どもを育てる

第10章:手を育てる・生きる力を育むということ