出版社・レーベルの紹介文

保育所や児童施設でたくさんの母子を見守り、子育ての悩みを聞き続けてきた著者が、4年にわたって毎週『あいあいA-京都』紙に連載している「子育てどうします?」から“不出来な親”と“じっと親の成長を待っている子ども”とがいっしょに育つためにヒントを、いっぱいあつめて1冊にしました。

目次

<子育ては、子どもの「兆し」を探す旅>

<子育ては失敗の連続。でも、子どもは親の失敗を許してくれるやさしい存在です。>
■最初の失敗は「できちゃった」?
■子育てに効く呪文
■子どもに良かれとやったことが…
■親も子どもも楽しいお出かけは無理なの?
■誰にでもできる「子育て支援」
■「叱ること」「質問攻め」はやめよう
■参観のあと、ついやってしまう失敗とは
■続けられない習いごと
■「甘えさせる」と「甘やかす」
■子どもを待つ時間

<イソガシイときこそ想像力で解いてみよう。子どものメッセージはクロスワードパズル。>
■気持ちよく朝の時間をスタートさせたいけれど
■「目標」の立て方と、「失敗」とのつきあい方
■子どものメッセージには解説がついていません
■「子どものカギ」から解いてみよう
■「親のカギ」から解いてみよう
■子どもと親との間には、ズレがあるのがあたりまえ
■明日の天気予報が雨だったら
■「早寝・早起き・朝ごはん」とは言うけれど
■「食べること」についてもう少し
【子どもも親もムリをせず】
■病気の「犯人探し」をするよりも…
■病気の兆しのサインをキャッチ
■親も「ダウン」するかもしれない、を前提に
■疲れたサイフ

<子どものパワーを生み出す条件は、「無意識」のうちにはぐくまれる。>
■赤ちゃんのペースに振り回された頃
■乳児期後半=6か月から10か月
■0歳児の行方
■小さな声で語りかけよう
■アブナイとタノシイが紙一重の1歳児
■受難の2歳児
■「噛む」こととコミュニケーション
■発達を生み出す力は「無意識」にある?
■「ヤル気を育てる」ポイント
【大切にしたい「キモチイイコト」】
■子どもの育ちに必要なこと
■「快」=心地良い体験
■忘れてしまった「赤ちゃん」時代
■「性教育」は生まれたときから

<ゆっくり待てる“親”になること。子どもといっしょに見通しをもつこと。>
■おもちゃの取り合いはステキな発達
■ホシイケレドモ、ガマンスル
■見通しをもって行動する力
■「ながら」ができる力
■「…して、〜して、○○する」力
■子どもが自分で見通しをつくるには
【「ほめるところがない」ってホントかな】
■子どもはまねっこ・やりたがり
■「お手伝い」は、子どもをほめる舞台
■3歳までは、叱ることはまったくありません
■どんなときに叱っていますか?

<学童期の子どもは、自分の宿題に折り合いをつけながら卒業していきます。>
■ゲームから卒業できる日は、いつのこと
■ゲームの魅力は意外なところに
■子どものうしろ姿から理解する
■ともだちってなんだろう
■「もしも〜だったら」
■質問せずに、待つこと
■アドバイスより、感じてあげること
■いじめのことは「いじめる側」から考えたい
■気がついてあげられなかったことを謝りたい
■あなたは大切にされていますか
■今のままでいいんだよ