戦後のあれはてた故郷にたたずむ「彼」には、絶望しかなかった。しかし、彼は姉と力を合わせ、小さな店を作った。小さな店は人々の希望となり、人が集まり、店はどんどん大きくなっていった。周りの人たちとも力を合・・・

「うんとこどっこいしょ。」の掛け声で有名なロシアの名作を、一年生で習う漢字を使って読んでみませんか。
明るく鮮やかな中にも名作にふさわしい品格のある作品です。

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タッタタン　タッタタン　タン　タッタタッタタン・・・・・・　大きな戦で両親を亡くした少年と弟。　二人の兄弟がたたき続けた太鼓の音は、いつしか人々の心を変えていきました。　「希望」は伝えられる!・・・

じいさまが川へ馬を洗いにやってきた。かっぱが、馬のしっぽがゆれるのを見ておもしろく思い、引っぱろうとした。ところが…。

「さあ、かあさん、ふたりでいこう」。サブロは、せなかのいすに、こえをかけた。形見のいすと歩む青年の美しくも不思議なお話。

かかしの役目は、畑から鳥たちを追い払うこと。
でも気のいいかかしは、鳥たちとすっかりなかよくなってしまいます。
ある日おひゃくしょうさんが来てみると……?

おやゆびくらい小さな「おやゆびトム」。
牛のちちしぼりへでかけ、草と一緒に「パクリ!」と牛に呑み込まれてしまった。
さあ大変!　大暴れしてやっと外へ出ると、今度は牛の頭の上・・・

ワンタさんはデパートの安全係。
自動回転ドアにとまどうご夫人を安全にデパートの中へ誘導したり、迷子の子どもを探したり
大いそがし。
この作品を通じて、子どもた・・・

せっかく遊びにきたのに、おじいちゃんとおばあちゃんはけんかしているみたいで、いつまでもきげんが悪い。思いあまったあたしは、ドアに「たちいりきんし」の紙をはり…。

女の子の夕日への感動、親しみから生まれた、優しい優しいイメージが繰り広げられていきます。もちろんほんとうのことではないけれど、単なる絵空事でもありません。ページをめくるごとに鮮やかに描かれる夕日の情景・・・

コンチキチン、コンチキチン…どこからともなく流れてくる、まつりばやしの音。そんな街はずれに、一軒の傘屋さんがありました。毎晩、ちいさな窓のそとの、月を見ながら、夜おそくまで、傘を作っている主人。そこへ・・・

流れるように読みやすい言葉は詩人ならではのもの。そして、ベテラン画家がその世界をよりわかりやすく、子どもたちにもなじめるような絵をつけて、すてきなすてきな一冊にしあがりました。何度も何度も読んで、食べ・・・

ぶんぶく山のポン太は、ただのたぬきじゃありません。
「ぶんぶくちゃがま」でゆうめいなたぬきの、孫なのです。
じいさまゆずりで化けるのが得意なポン太は、人間をおどろかすのが大・・・

「とうがん(冬瓜)」から生まれたとうがん太郎は、困っている村人を助けるため、にんじゅつを使い、山賊にむかっていった……。

ちっともお湯がへらない不思議な茶がま、ある晩、茶がまがおどりだした!