きつね山の赤い花
とうふ屋さんの娘が人形をおぶって遊んでいるときつねの子に出会います。おとうふを一丁お店から持ってきて、二人でご馳走作りのおままごと。そこへ戻った母さんぎつねが遊んでくれたお礼にときつねのマニキュアをし・・・
きつねの窓
真っ青な桔梗畑で子ギツネに会った僕は、青く染めた指で作った窓を見せられる。そこには鉄砲で撃たれて死んだ母ギツネの姿が。僕も染めてもらい昔好きだった子を見る。そして母や妹を見ようとするが、うっかり手を洗・・・
まほうのあめだま
引越しをすることになったみほこちゃん。大好きなネコのチローと住めなくなり、チローはお菓子屋のおばあさんの家に行くことに。元気のなくなったチローにおばあさんが魔法のあめ玉をあげると…。心があったかくなる・・・
さんしょっ子
「安房直子+いもとようこ」 大人も子どもも“名作を読もう” 山椒の木の精さんしょっ子は、すずなのお手玉を取ったり、声をまね歌を覚えました。切なくはかない思いが美しく心に残る珠玉の一冊。・・・
やさしいたんぽぽ
ひがくれて、だれもいなくなったはるののはらに、おんなのこがひとりたっていました。エプロンのなかには、しろいこねこが、ねむっていました。のはらにすててきなさいと、おかあさんにいわれたのです。・・・
きつねの窓
安房直子のファンタジーの世界を絵どうわに。子ぎつねが青く染まったゆびで窓をつくると、そこに母ぎつねのすがたがうつりました。それをみたぼくは同じ窓がほしくなって…。・・・
みどりのスキップ
安房直子の名作に美しい挿絵をつけた絵童話
大好きな花かげちゃんを、寝ずの番で守ろうとするみみずくの、はかない思いと、たからかにやってくるみどりのスキップの様子が、美しい文・・・
ひめねずみとガラスのストーブ
不思議なやさしさのあるファンタジー絵本
没後12年たった今でも、安房直子さんの不思議な魅力は衰えることなく、その世界は、読む人の心を引きつけ、解放してくれる魔法の空間です・・・
すずをならすのはだれ
寒い寒い二月のことです。真っ白い森の中を真っ白いうさぎが一匹通りかかりました。
うさぎは、これから町へ買い物に行くところなのです。急いでいたうさぎは、
つるりとすべって一軒・・・