げたにばける
新美南吉と言えば、「きつね」のイメージですが、「きつね」以外の様々な動植物を題材にしたお話しがたくさんあります。 「げたにばける」は、新美南吉の童話の中でも珍しく、ユーモア溢れるお話です。・・・
にひきのかえる
みどりのかえるときいろのかえるは、けんかの途中で冬眠することに。ぐっすり眠って、めざめたら…。かえるの仲直りを語りながら、人間社会を照らし出して、争いごとのむなしさを訴える絵本。・・・
木のまつり
原っぱの木に白い花がいっぱい咲いて、チョウもホタルも集まって、なんて楽しいお祭りでしょう。感受性の強い南吉が描いた、チョウとホタルと木の、美しくも楽しいメルヘンです。・・・
魔女にとられたハッピーエンド
もし、ハッピーエンドがなくなったら?
シンデレラの足はガラスのくつに入らない……
白雪姫は毒りんごをかじってねむったまま……
赤ずきんはオオカミにぜんぶ食べら・・・
ごんぎつね
衝撃的な結末をもつこの作品は、新美南吉が18歳のときに書かれました。南吉は4歳のときに母親を亡くし、幼児にして“孤独”という負の生活感情を身にまといます。『ごんぎつね』の主人公には、少年南吉の思いが、・・・
でんでんむしのかなしみ
新美南吉の秀作を、万葉画の巨匠・鈴木靖将が渾身の絵筆て描ききった!
児童文学に造詣が深い美智子皇后が、1998年国際児童図書評議会での基調講演「子供時代の読書の思い出」の冒頭で、子どもの・・・
新・今昔物語絵本 鬼のかいぎ
時は平安、都の近くの巨木が人間の都合で切られてしまいました。それに起こった鬼たちが森に集まり、会議をはじめましたが…。
今昔物語を下敷きに、自然の使いである「百鬼」の闘いをユニークに描い・・・
ゆき
あわゆき、おおゆき、わたゆき、ぼたんゆき、いちばん好きなゆきはどれ?2009年ボローニャ国際児童図書賞受賞作家、小手鞠るいが翻訳!ゆきのふった日のいろんな気持ちや目の前に広がるしずかな白い世界…ちょっ・・・
遣唐使物語まなり
2004年の秋、中国西安で、ふしぎな石がみつかりました。
そこには「井真成」というはじめて耳にする名前と、「倭国」ではなく「日本」という国号が彫られていました。
この墓誌発・・・
ヘンゼルとグレーテル
暗い森の奥深くの、ケーキとお砂糖でできたうつくしい家―まいごになって、おなかをすかせた子どもたちは、思わずおびきよせられた。でも、ヘンゼルとグレーテルをまんまと檻に閉じこめた魔女は、子どもたちについて・・・