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気になる子ども気になる保護者
理解と援助のために

価格 (税込)1,870円
商品コード:978-4876998517
ポイント:17Pt
頁数:173ページ
出版年月:2005-01-00

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出版社・レーベルの紹介文

保育園・幼稚園・学校で問題行動をみせる子どもと支援が必要な保護者。虐待や発達障害など多面的な分析から実践・援助の方法を導く。
 

目次

序章:保育・教育現場の「気になる子ども」「気になる保護者」

<第1部:「気になる子ども」の理解と援助>
■はじめに―小学校一年生の「気になる子ども」の事例から
第1章:生活環境の変化によって生じる体力低下と神経生理学的未成熟
■背筋力をはじめとする基礎体力の低下
■体温低下、体温調節機能の破壊などの自律神経系の異常
■内臓・血管系の異常
■脳の発達不全
第2章:自我・社会性の発達過程でのつまずき
■「自制心」の形成過程でのつまずき
■「自己形成視」の形成過程でのつまずき
■「第三の世界」に飛び出していく力の弱さ
■「文脈形成力」の獲得の困難さ
第3章:軽度発達障害とのかかわり―LD、AD/HD、高機能自閉症など―
■AD/HDの可能性が考えられる子ども
■AD/HDと高機能自閉症の可能性が疑われる子ども
■アスペルガー症候群の可能性が推測される子ども
■器質的な要因と生育環境の要因との区別の困難さ
第4章:児童虐待・不適切な養育の問題
第5章:「気になる子ども」への指導と援助
1.全体的な指導でたいせつにしたいこと
■安全感と「見通し」のもてる生活世界の保障
■指人形など、視覚的に関係をとらえられる教材の活用
■基礎体力と自治の力の発達を保障する集団遊びの創造
■つもりつなぐ働きかけ、つもりの共有を発展させる活動を
2.個別指導でたいせつにしたいこと
■「気になる子ども」のもつ発達課題・援助課題の明確化
■自分と他者を傷つける「行動化」に対する「枠づけ」を
■自分の気持ちを非暴力的に伝えるスキル獲得への援助
■抑圧され、封印されていた感情を表出できるよう援助する
第6章:「気になる子ども」と子ども集団づくり―幼児期から学童期前半の取り組み―
1.花マル大作戦―C男の成長と子ども集団づくり(船越貴子)
■C男のこと
■C男に対する個別指導
■C男をふくめた「子ども集団づくり」の取り組み
2.実践から学ぶ
■一年間の発達的変化をつくりだしたもの
■子どもたちどうしの「つもり」をつなぐ学習・文化活動の創造
■一人ひとりの「つもり」と「よさ」を子ども集団で共有していく指導

<第2部:「気になる保護者」の理解と援助>
■はじめに―わが子を虐待してしまう保護者の「心の叫び」
第1章:虐待してしまう保護者のかかえる問題
■【水準1】特に精神医学的な問題はないか、あっても軽度のもの
■【水準2】中程度の強迫神経症、軽度の人格障害、気分障害、軽度の知的障害など(「しつけ」の一環としての体罰が強迫性と衝動性を伴ってエスカレートしていく場合/子どもに対して適切なケアと応答を行うことを放棄している場合)
■【水準3】重度の人格障害や解離性障害、急性期の統合失調症など
第2章:「気になる保護者」が問いかけているもの―否定的なとらえ方を超えて―
■保育・教育現場でしばしばみられる「気になる保護者」の問題
■保育・教育現場の「常識」の問い直しと保護者に対する説明責任
■批判や苦情の背後にある悩みや葛藤を聴きとっていくこと
■保護者との意見の違いや対立を平和的に解決していく社会的スキル
■保護者の批判や要望を「子育て共同」の契機に
■より深刻な問題を抱える保護者への対応
第3章:葛藤の世代間伝達を乗り越えて
■児童虐待、葛藤の「世代間伝達」とはなにか
■「乳幼児―親精神療法」について
■子どもたちの心に「希望」を育むために

あとがき―「子どもの権利条約」が採択されて十五年目の日に

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