出版社・レーベルの紹介文

今、保育界では、すべての保育者にとって、自らの資質向上がテーマです。現役文部科学省の神長先生が、実践例をまじえてわかりやすく解説しています。全保育者必携の書。

目次

1.保育のレベルアップの基本
■遊びの充実と保育者の役割
■保育の楽しさと難しさ
■子どもの主体性と指導の計画
■「偶然」に気づいていく世界と環境の構成(物的、空間的な環境の構成/保育者のさまざまな役割/ティーム保育と園の協力体制/子どもの思いとのズレに学ぶ)

2.保育のエピソードからレベルアップ
■「もう、しません」と、言ったでしょ(四歳児入園のカズト/赤い三輪車/家庭での厳しいしつけが/今後の保育のために)
■指導計画の作成で思うこと(指導計画作成時の課題/指導計画作成のヒント/その1:子どもの活動を予想することから計画へ/その2:実践を豊かにするための計画/今後の保育のために)
■子どもの心にふれる(「いや!ママとこがいい!」/「登園させられる」から「登園する」へ/せっかくユリがひとりで歩き始めたのに/今後の保育のために)
■保育者としての「自分」に出会う(トモミの焦りと不安にふれる/保育者の積極的なかかわりが必要なとき/今後の保育のために)
■親と子の育ちの場として(「ぶどうのかわ、むいて」/「皮のむき方を練習しました」/今後の保育のために)
■クラス担任としての自覚(タツヤのお弁当がない!/挫折やいざこざを乗り越えるために/今後の保育のために)
■園内研修の中で思うこと(初めての園内研修で得たもの/園内研修を通して自分の保育を振り返る/今後の保育のために)
■「ひとりひとりのよさを生かす」ということ(今日もツカサはひとり/「ツンくんがつくったおべんとうだよ」/今後の保育のために)
■子どもの論理とつきあう(「とりジャン」は公平?/「それは、ずるいよ」の声に合わせて/今後の保育のために)
■情報化社会に生きる子どもたち(その1:「だって、うごくんだもん!」/その2:「テレビとちがうんだね」/今後の保育のために)
■小学校から転勤してきた保育者から学んだこと(「まだ大丈夫」では伝わらない/今後の保育のために)
■ティーム保育と保育者の向上(保育はもともとティーム保育/パートナーから学ぶ/今後の保育のために)