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子どもの自分づくりと保育の構造
続・保育実践の教育学

価格 (税込)2,420円
商品コード:978-4894640047
ポイント:22Pt
頁数:245ページ
出版年月:1997-04-00

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出版社・レーベルの紹介文

保育の目標と保育内容の構造を、0〜6歳児の自我の育つみちすじにそくして提起します。大好評『保育者と子どものいい関係』の続編。
 

目次

序章:「自分づくり」の危険と保育実践の課題
■それぞれの子どもにそれぞれの心のドラマがある
■二歳で神経症的症状をみせるD君の場合
■自己統制力がうまく育たない「わんぱくタイプ」の子どもたち
■奪われる子ども時代と保育実践の課題としての「自分づくり」

第1章:保育実践を文学する道・科学する道
■保育実践にズレを感じるとき
■保育実践のブラックボックス
■マクロ・ミクロの視点の結びつき方にみる保育者の四つのタイプ
■マクロ・ミクロの視点が統一された「原則型」の保育実践
■違いに価値が見いだせる保育者集団を

第2章:乳幼児期の発達課題と子ども像・保育目標
■保育を構造的にとらえるとはどういうことか
■目指すべき子ども像をどのように描くべきなのか
■幼児期の発達課題と「子ども像」の問題
■自分づくりの発達過程と保育の課題(二重構造をもった自我世界と自分づくりの課題/自我世界の誕生・拡大/「第二の自我」の誕生と自己内対話の成立)
■目標としての自治集団の形成と「自分づくり」の課題(目標としての自治集団の形成/「自分づくり」の課題から集団づくりをとらえなおす)

第3章:自分づくりの発達家課程と保育の構造
■大人との情動的交流をベースに自我の誕生へと誘う乳児期の保育(誕生〜一歳半)
■拡大する自我世界をていねいに保障する幼児前期の保育実践(一歳半〜三歳)
■「第二の自我」を生み出す幼児中期の保育実践(三歳〜四歳半)
■自我と「第二の自我」との間を生きる幼児後期の保育実践(四歳半〜就学)
■保育実践における「タテの構造」と「ヨコの構造」

第4章:自分らしく生きる力を育てる保育内容の構造
■「両極」に分化した保育実践と保育内容論
■保育内容を三層構造でとらえる視点の提起(生活実践をベースにした海根悟氏の三層構造論/活動イメージと結びついた久保田浩氏の三層構造論/近藤薫樹氏の示した三つの積木モデル)
■課業活動と集団生活の発展を位置づけた保育計画構造論
■保育内容構造化の基本視点
■保育実践の基本構造を構成する「生活」の層と「意図的・計画的活動」の層
■発達の基礎を形成する「生活」の層(「生活」の層を構成する基本的生活活動と日常的生活活動/基本的生活活動と「自分づくり」の課題/日常的生活活動の核をなす集団づくりとクラス運営活動/たいせつなのは子どもたちに豊かな生活を保障すること)
■豊かな発達を保障する「意図的・計画的活動」の層(なぜ「意図的・計画的活動」を位置づけるのか/あそび・総合的活動を「意図的・計画的活動」の柱に/領域別活動の位置づけをどう考えるか/具体的に領域別活動をどう計画化していくのか)
■保育実践の構造と保育計画

第5章:保育実践の事実の中に「真実」を感じとる保育者のセンス
■保育実践記録が「ミクロの視点」と「マクロの視点」を結びつける
■実践以上にステキな実践記録を書くことのできるA型保育者
■実践と理論を結びつけるのが苦手なB型保育者
■感性のシャッターがとらえた「保育実践の記録」
■「実践の記録」としての口頭詩採集運動
■メッセージとしての保育実践記録
■鍵は共感的なメッセージと「クラスだより」につけられた見出しにあり
■実践のドラマをメッセージにのせて
■実践の「事実の記録」と「保育実践記録」の間
■保育実践を科学するために

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