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政治のなかの保育
スウェーデンの保育制度はこうしてつくられた

価格 (税込)1,540円
商品コード:978-4780303407
ポイント:14Pt
頁数:130ページ
出版年月:2010-04-00

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出版社・レーベルの紹介文

保育園不足と待機児童の増加、高すぎる保育料、規制緩和と格差拡大、保育一元化。日本と同じ課題に直面してきたスウェーデンは、どう解決したのか。政策の中心にあった著者が描く保育と政治のドキュメント。
 

目次

本書の背景
■スウェーデン政党政治の特徴
■中央政府と行政機関
■地方自治体
■福祉政策における保育・幼児教育の位置
■保育・幼児教育制度の概要
■両親保険の概要
■著者について
●保育関連施設の名称一覧

はじめに(ヤン・ビョルクルンド)

1.プレスクールの歴史的ルーツ―1850〜1930年
■保育所のルーツ―子どもクラブ
■幼児教育のルーツ―子ども園

2.保育所の是非をめぐる議論―1930〜1960年
■「大きな育児室」構想
■女性への社会的期待
■保育所か、それとも家庭保育所か
■幼稚園の状況
■在宅育児手当をめぐる論争
■保育政策の始動―1960年代の好景気

3.1968年保育施設調査委員会と最初のプレスクール法
■近代的子ども観の確立に向けて
■調査委員会の提案
■プレスクール―保育と幼児教育の統合へ
■最初のプレスクール法
■社会福祉庁によるガイドライン
■乳幼児の保育
■両親保険
■男性の役割

4.第一の改革―1970年代:保育拡大計画
■「すべての子どもに保育所を!」
■国とコミューンの協定
■けれども足りない

5.国庫補助金を通じた統制
■保育の財源
■使途指定補助金
■「コミューンの財布」

6.よりよい運用を求めて―1976〜1985年
■中道右派政権期
■保育の規制緩和
■リニューアル・プロジェクト

7.民営保育所の是非―1980〜1990年
■保育所の公立化
■民営保育所の是非
■ピュスリンゲン法
■当時の論争を振り返って

8.プレスクール全入構想―1985〜1991年
■歴史的法案
■マニフェストとキャンペーン
■アクション・グループ登場

9.プレスクールと基礎学校の関係―1981〜1991年
■就学年齢の引き下げをめぐって
■6歳児の居場所
■プレスクール・基礎学校審議会
■就学年齢の柔軟化
■学童保育所と基礎学校

10.政権交代―1991〜1994年
■再び中道右派政権へ
■<民営化>革命?
■政権奪回

11.1995年の新しい法律
■新しい保育法制
■待機児童の解消に向けて

12.1990年代の経済危機
■ベビー・ブーム
■経済危機
■拡大の強行
■予算削減
■コミューン間の格差
■「福祉国家の終焉」

13.第二の改革―1990年代後半:家族政策から教育政策へ
■プレスクールが基礎学校を改善する
■プレスクール・基礎学校・学童保育の統合
■就学前学級
■プレスクールのカリキュラム
■カリキュラムにおける子ども観

14.マックスタクサと保育の無償化―1999〜2003年
■プレスクール全入―宙に浮いた目標
■「保育費用を半額にせよ!」
■根強い対立
■マックスタクサと保育の無償化
■学校庁による評価

15.プレスクールの質―2003〜2006年
■質の向上のために
■新たな法案
■ジェンダー平等と多文化の尊重
■保育担当大臣へのインタビュー
■子どもたちの意見

おわりに

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