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レンガの子ども

価格 (税込)1,760円
商品コード:978-4894641419
ポイント:16Pt
出版年月:2009-06-00

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出版社・レーベルの紹介文

死者五千余人と空前の被害をもたらした伊勢湾台風―― 濁流にのまれた底辺の町ヤジエに、東京から二人の若い保育者が向かう。 「人間は弁償できない 生命を大切にし合いながら 平和で幸せな生活を送れるように」 「雨にも風にも負けない、心もからだもじょうぶな子ども、レンガのように強い子どもに」 と願い、青春のすべてをかけて格闘するその姿は、「ぶんなぐり保母」現ると、マスコミを も驚かし、全国民に感動と希望を与えた。保育は、何のために、誰によって、どのようにして、 創られてきたのか――子どもの危機、保育の危機が叫ばれるいま、いよいよ輝きを増して甦る、 待望の書。
 

目次

第1章:「レンガの子ども」の誕生
■空前の台風被害
■あすのために私の台風体験記
■ヤジエセツルメント保育所の誕生
■二人の生活
■再びヤジエの子どもたちとともに
■保育条件
■子どもの現実から保育方針を立てる
■ぶんなぐり保育

第2章:「レンガの子ども」の実践
■「レンガの子ども」を出すにあたって
■お母さんのつくったぞうきん
■オモチャやおかしを持ってきたら?
■運動会 うんどうかい ウンドウカイ
■本の係を決めよう
■ドロンコになったズボンをだれが洗うのか
■三百円ものがたり
■おれたちでまきわろう
■鉄のやくそく
■及川先生の病気
■先生の代わり
■お願い
■三百円ものがたり 続き
■ぶんなぐられたはなし
■お別れ

第3章:支えあい、育ちあう
■「レンガの子ども」と母親〜連絡帳より〜
■「ほんとのほいくえん」をつくろう

第4章:明日に続く物語り
■愛知の保育・研究・運動の原点
■「レンガの子ども」から五十年、いま思うこと
■「レンガの子ども」を知らない人たちへ
■保育者への恋文〜レンガから私たちが引き継ぎたいこと〜
■「ぶんなぐり保母の失恋」の話から
■伝え合いとは、それぞれの人格を尊重すること
■仲間であることを引き継ぐ

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