出版社・レーベルの紹介文

雨が降っても遠足決行、冬でも裸ランニング、たくましく豊かに育つ園児たち。常識をくつがえす保育実践を学者と共同でまとめた本。

目次

1章:子どもたちの幸せな時間と空間
■仲間との安心できる生活を支える三つの柱
■おとなとの信頼関係を築く
■生活のリズムが安定する
■みんなと一緒が楽しい―トラブルはつきもの
■仲間の楽しさをサポートしている保育者の目

2章:できるとうれしい、できたら楽しい
■できることがうれしい
■教えあい、学びあえる仲間たち
■学びを支える体力と楽しい給食
●雨の日の愛宕登山

3章:ことばを引き出す、ことばの力を育む
■信頼できるおとなとの声のコミュニケーション
■心の成長とことばのひろがり
■みたてやごっこ遊びが育む想像の世界
●きじむなーと知恵くらべ

4章:暮らしを深め、世界をひろげる保育
■描画・造形・手指操作
■うた
■リズム
■体育遊び
■散歩と遠出
■絵本と「はちす文庫」
■ひらがなハンコ作文 仲間とともに思い出を紡ぐ
■延長保育 もうひとつの時間
■“ほんまもん”にこだわる
●トイレにだってこだわりたい

5章:ハレの日の保育、行事を演出する
■ハレの日の大行事(誕生会/生活発表会/プール大会/運動会)
■「節」を味わう行事(一年をとおして/お正月大会/凧あげ大会/こままわり/節分)
■仏教行事
●運動会は千石荘公園から・蜂ヶ岡の鬼が恐いわけ

6章:子育ての「支えあいの輪」
■「支えあいの輪」の中で子どもを育てる
■保育は保護者とむすんだ輪の中に
■親はなぜ参加するのか―保護者の意見
■子どもたちを一緒に育てていきましょう 保護者から1
■保護者会活動を通じて得たもの 保護者から2
■蜂ヶ岡保育園保護者会の役割とこれから 保護者から3

7章:保育者の育ちかた、保育の作られかた
■座談会・保育者が育ちあって、保育園が楽しくなる
■時間軸と空間軸の保育計画―作成にあたって
■「まことの保育」―設立の精神