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さめがわこどもセンター誕生物語
“幼保一元”と過疎の村の選択

価格 (税込)1,540円
商品コード:978-4894641129
ポイント:14Pt
頁数:98ページ
出版年月:2008-01-00

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出版社・レーベルの紹介文

今、大きな注目をあび、全国からの視察者が絶えない新しいタイプの幼保一元型施設、さめがわこどもセンター。「村の子どもたちの育ちは私たちが守る」―― 過疎と財政難、数々の困難を逆手に、地域からあてにされ、頼りにされる保育を求め立ち上がった福島県鮫川村の保育者たちの記録。
 

目次

■はじめに/野津牧
■さめがわこどもセンターへの思い/鮫川村村長 大樂勝弘

第1章:認定こども園とさめがわこどもセンター
■認定こども園とは…
■政策決定の主体社は誰か?
■保育内容に誰が責任を持つのか?
■幼保一体化により保育の質は高まるか?
■職員配置基準を守ることができるか?
■施設の最低基準を守ることができるか?
■短時間保育と長時間保育の円滑な流れがつくれるか?
■子育て支援センターだけでない子育て支援
■認定こども園とさめがわこどもセンターの違い
■過疎の村で先進的な取り組みがなぜできたのか

第2章:さめがわこどもセンターの誕生
1.過疎の村の選択
■農林業の村
■減り続ける村民
■村の財政と合併問題
2.こどもセンター設立に向けて
■村の保育政策の移り変わり
■保護者のニーズの変化
■保護者の思いを汲み取る
■現場から出発した改革の動き―幼児教育検討委員会の発足―(幼児教育検討委員会の検討案)
■保護者側から出された要望
■地区からの要望
■村の行政改革の中で
■幼児教育専門委員会
■行政改革の本部会議
■一体化に向けての取り組み(地域再生計画申請にむけて/旧西野小利用に伴う保育所・幼稚園の運営会議/先進地視察)
■幼保一体的内容の説明会の開催(幼稚園・保育所の一体的運営の考え方/保護者への説明会/住民への説明会/旧西野小学校の見学会/保育所の子どもたちと確かめる)
■「地域再生計画」の国への提出
■改築工事の着工

第3章:“幼保一元”の保育づくり
1.さめがわこどもセンターの保育プランづくり
■改修するにあたりたいせつにしたいこと
■保育カリキュラムづくりの考え方
2.こどもセンターの運営
■こどもセンターの概要
■こどもセンターの方針
■こどもセンターの運営
■保護者会活動
■送迎
■給食
■子育て支援
3.一体化により何が変化したか
4.センターの今後の課題
5.保護者の声
6.スタッフの声

■おわりに―さめがわから何を学ぶのか―

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