出版社・レーベルの紹介文

コンピテンシー(適正能力)の概念を活かして、子育て支援に求められているもの、あるべき姿を提示し、各地域、各施設の実情に合った子育て支援のやり方を見つけることができる「子育て支援」の入門・実践書。

目次

序章:改めて子育て支援って何か考えよう
■こんな居場所をつくりましょう
■子育て支援って何をすること?
■みんなでいっしょに子育てができる社会環境をつくりましょう
■乳幼児親子にかかわる際に必要な力と考え方を身につけましょう
■もしも子育ての支援に必要な力の目安がなかったら
■この本の使い方
■気をつけたい10のポイント
■支援の行動を5つのプロセスでとらえましょう

第1章:環境を設定する
■居心地のよい場をつくる
■安心感のある場をつくろう
■病気や事故予防に配慮した場をつくる
■利用者の主体性を尊重した場をつくる
■人と人の関係性が生まれる場をつくる
■子どもの支援ができる場をつくる
■親の支援ができる場をつくる

第2章:関係をつくる
■親しみやすい雰囲気をもつ
■公平に接する
■対等な関係をもつ
■対応を相手に合わせる
■仲間づくりを促す
■場の全体に気を配る

第3章:課題を知る
■気軽な相談を大切に受け止める
■課題がある親子に気づく
■人としての存在を尊重する
■多様性を受け入れる
■個別の問題を関係性の問題としてとらえる
■相手の問題のとら方を把握する
■寛容な雰囲気の場をつくる

第4章:支援する
■肯定的関心をもって話を聴く・接する
■他人の気持ちを想像し共感的な対応をする
■わかりやすく伝える
■相手が自分の力に気づく働きかけをする
■子どもの育ちを支援する
■特別なニーズをもつ子どもを支援する
■親と子の関係を支援する
■ねばり強く支援し続ける
■自分が対応できる親子かどうかの判断をする

第5章:振り返る・学ぶ
■チームワークを尊重する
■活動の分析を行う
■実践のために学ぶ