出版社・レーベルの紹介文

子どもの健やかな育ちと発達に役立つ「よいおもちゃ」の条件をわかりやすく解説。安全性のチェックポイントや、ぬいぐるみ、積み木、ままごとなど身近なおもちゃの選び方、そろえておきたいおもちゃのラインアップなどを具体的に示した実践的な一冊です。

目次

第1章:子どもを伸ばすよいおもちゃとは

第2章:おもちゃの「大きさ」気にしていますか?

第3章:安全なおもちゃはどこを見たらわかる?
■「絶対安全」なおもちゃはない
■おもちゃの自己から子どもを守るには
■ST・SG・SF…知っておきたい「安全マーク」のこと
■PL法への取り組み
■一歩すすめた安全マーク

第4章:どこまで許せる?子どものほしがるおもちゃ
■実際に遊んだからこそ「ほしい」とき
■友達と同じものが「ほしい」とき
■CMにのせられて「ほしい」とき
■コレクションとして「ほしい」とき
■出かけた先の「ほしい」には

第5章:よいおもちゃ選びの実例集
■積み木
■ままごと
■電話のおもちゃ
■音の出るおもちゃ
■ぬいぐるみ

第6章:おもちゃの取りそろえ これなら合格

第7章:おとながすべき5つの気配り
■見る気配り(子どものふだんのようすをよく見て子どもの話をよく聞く/おもちゃを手渡す前には必ず安全チェックを/あそびのようすをときどき見守る/定期点検や手入れをする)
■教える気配り(遊び方・扱い方などの特別な注意はよく教えて/4歳を過ぎたら片づけ方を必ず教える)
■用意する気配り(いろいろなおもちゃを偏らないよう用意する/ぼくのおもちゃとわたしのおおもちゃはっきり分けて用意を/みんなで使うおもちゃはできるだけ全員の手に渡らせて/「愛情手づくりおもちゃ」も用意する/「子ども自身の手作りおもちゃ」もすすめる)
■整えてあげる気配り(ときどきおもちゃの入れかえを忘れずに/楽しく遊べる環境を)
■そのほかの気配りいろいろ(おもちゃのぷれぜんとは特別な日を決めて/テレビゲームについては遊ぶ時間をテレビの位置・室内環境などたくさんの配慮を/コレクションのおもちゃは子どもの宝物/見た目が地味なおもちゃには子どもの興味をひく演出を/「あそびを途中で打ち切られた」という不満をもたせない気配りを/おもちゃをいただいたらまず「ありがとう」を忘れずに)

第8章:知っていますか 有名教育玩具
■フレーベルの恩物
■モンテッソーリの教具
■ニキーチンの積み木および用具

第9章:文献でたどる 子どもとおもちゃ教育論
■子どもを対象にしたおもちゃが大量に作られ売られる
■おもちゃと「教育」を結びつける考え方が導入される
■おもちゃ教育論 おおいに説かれる
■おもちゃの教育性 ここに着目