出版社・レーベルの紹介文

ADHDや自閉症のある子どもたちは、生活をする上で特有の困難さを抱えている。本書ではその困難さを「体」「知覚」「社会性」の3つのテーマに分け、あそびを通して楽しく学ぶプログラムを紹介。それぞれのあそびの目的、導入の心得なども詳しく解説。

目次

<楽しくあそぶために>
■あそびの重要性とは
■「軽度発達障害」の基礎知識
■指導のポイント

<動いてあそぼう>
■体を知る:自分の体の感覚を知るあそび(【解説】「自分のカラダを知る」ということ/握りこぶしギュッギュッ/カラダとカラダくっつき虫/段ボールおふろに入ろう/魔法のじゅうたん/ボディタッチリレー/わくわく冒険コース)
■大きく動く:体全体を動かす大きなあそび(【解説】粗大運動は幼児期の発達のかなめ/走るいろいろ/ジャンプしよう/投げてあそぼう/どすこいおすもうごっこ/動物まねっこ)
■細かく動く:主に手指を使った細かい動きのあそび(【解説】経験ではぐくむ「細かい動き」/折ってあそぼう/はってあそぼう/切ってあそぼう/吹いてあそぼう/おはじきあそび/粘土あそび/えがきあそび/ボートが通る)

<感じてあそぼう>
■【解説】たくさんの「感じる」体験を
■さわる:いろいろなものの感触を楽しむあそび(自然感触体験/付けて色イロ触ってヌル泥/これなーんだ?)
■きく:「聴く」ことを意識するあそび(音探偵ごっこ/どこにあるかな?/リズムでポーズ)
■みる:「見る(観察する)」ことを意識するあそび(何があったかなクイズ/形色かるた/お願い!引っ越し屋さん)

<いっしょにあそぼう>
■自分を知る:自分自身を知るあそび(【解説】他者との関係から自分を知る/顔を作ろう/分身かくれんぼ/なんでもバスケット/好きなものビンゴ/いろはにこんぺいと)
■ことば:語彙を増やし「ことば」をはぐくむあそび(【解説】「ことば」を豊かにはぐくんで/ことばを動こう/しりとりすごろく/お話クイズ)
■コミュニケーション:人とかかわる楽しさを知るあそび(【解説】「人とかかわる力」をはぐくんで/お人形deコミュニケーション/表情かるた/お話作り/絵当てゲーム/ココロ伝言ゲーム)
■ルール:ルールを知り守ることを楽しむあそび(【解説】ルールの理解で広がる世界/ジャンケンチャンピオン/からだすごろく/だるまさんマルの中へ/信号玉入れ)