出版社・レーベルの紹介文

■家庭ですぐにできる! 感覚を育てる遊び・体を使った遊び
落ち着きがない、動きがぎこちない、友達と遊ぶのが苦手…。こう
した気になる行動の背景のひとつに、脳で行われる感覚の情報整理
がうまくいかずに体の動きをコントロールしづらいことがあると考
えられています。
こうした子どもにおすすめなのが体を使った遊び。本書は、感覚を
育て、さまざまな感覚の調整をスムーズにする簡単な遊びと子ども
へのサポートのしかたを紹介しました。

■気になる行動の背景を知る
たとえば、落ち着きがない子の場合、視覚的な刺激に敏感なために
目に入ってくるものが気になって集中できなかったり、体の傾きを
感じる前庭覚の働きが弱いために強い刺激を求めて動き回ったりし
ています。
そのため、体の傾きを感じる感覚を刺激したり、目の動きを調整し
て集中する力を高めたりする遊びを通して、気になる行動を少しず
つ緩和していくことができます。

■ケースに合わせて選べる遊びが充実
本書では、このように子どもの気になる行動のひとつひとつについ
て、その理由を解説し、子どもの状況に合わせて選べる遊びを40種
紹介しました。簡単にできてしまうとき、うまくできず難しいとき
など、レベルに応じたアレンジのしかたも充実。
また、ほめるときの声かけ、してはいけないことをしたときの対応
など、子どもへの接し方も丁寧に解説しました。