きたきつねとはるのいのち
3月になっても深い雪に覆われている北海道で、きたきつねは、生まれた子供のために餌を探しに行きます。
北海道の大自然には、たくさんの動物が生息していますが、冬は動物にとって厳しい季節です。・・・
すだつきたのかわせみ
かわせみは、冬になると暖かい土地に移って過ごします。
そこで結婚相手を見つけて、三羽のヒナが生まれました。
ヒナたちは一日に何匹も魚を食べるので、つがいが魚を獲って運んでき・・・
あざらしのはる
オホーツク海に流れ寄る流氷。それに乗って、あざらしの母子がやって来ます。
幾多の危険をのりこえた子あざらしは、次第にたくましく成長していき、春が来るとワシと一緒に北の国へ帰っていきます。・・・
くまげらのはる
北国の森に住むくまげらは、からすほどの大きさのきつつきです。
厳しい冬を過ごして、春の訪れを感じた、くまげらは、木をつつき春がきたことを知らせます。
その音を聞いてやってき・・・
はまなすのおかのきたきつね
ほっかいどうに、どうぶつたちのこそだてのきせつがやってきた。はまなすのさくうみべのおかには、えさをさがしにでかけた、おとうさんとおかあさんのかえりをまちわびる、きたきつねのこどもたちのすがたがあった。・・・
くまげらのもり
北海道生まれ。『しまふくろうのみずうみ』では絵本にっぽん賞を、『きたきつねのゆめ』はボローニア国際児童図書展グラフイック賞を、『おおはくちょうのそら』はドイツ児童文学賞絵本部門ノミネート賞など、数々の・・・
つきよのくろてん
ねこほどの大きさのくろてんは、小さな頭と細長いからだをしています。くろいからだは、冬には目立たない明るい色にかわります。うさぎやももんがなどの獲物を探しますが、捕まえることができません。その時ふくろう・・・
きたきつねのゆめ
凍てつく寒さのなか、獲物を求めてさまよっていたきたきつね。ゆきうさぎを見つけ追いかけていると、目の前に見たこともない不思議な森が現れます。そこでおこる不思議な出来事とは…。1987年にニューヨークタイ・・・
しまふくろうのみずうみ
北海道のふかいふかい山奥の、誰も知らない湖。けものたちがねぐらに帰る頃、しまふくろうの親子はあらわれます。子どものために夜明けまで、何度も交代で魚を捕りにいくお父さんとお母さん。親子のあたたかさが伝わ・・・
おおはくちょうのそら
北海道の湖のおおはくちょうたちは、春が近づき、北の国に帰るためいっせいに飛び立ちました。その中に、子どもが病気で出発できない6羽の家族がいました…。83年福武書店刊の再刊。・・・