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関信三と近代日本の黎明
日本幼稚園史序説

価格 (税込)6,050円
商品コード:978-4788001664
ポイント:55Pt
頁数:392ページ
出版年月:2005-04-00

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出版社・レーベルの紹介文

日本で初めてつくられた幼稚園の園長となった関信三。その数奇な生涯をたどる。現代の幼児教育の発展の歴史。貴重な口絵写真多数あり。2006年度日本保育学会文献賞受賞。
 

目次

序章
■幼稚園開業式
■幼稚園監事関信三
■関信三の発見
■関信三の研究

第1章:安休寺猶龍
■安休寺を訪ねて
■安休寺の兄弟たち
■旅立ち
■咸宜園での生活
■津藩の儒者土井牙に入門
■神祇官の再興と神仏分離令
■真宗の護法運動
■キリシタン教誨師問題
■東本願寺の窮地
■護法場の開設
■猶龍の護法運動

第2章:破邪僧として―長崎にて―
■大浦妙行寺
■猶龍の浦上報告
■プロテスタントの宣教師につく
■フルベッキと本願寺派の長崎出役僧侶たち
■対決
■裏切り
■潜伏
■東本願寺の北海道開拓

第3章:弾正台諜者として横浜へ
■長崎から大阪へ
■渡辺昇と浦上教徒三千数百人の配流
■安藤劉太郎として横浜へ
■弾正台諜者となる
■金沢派遣
■残されたメモ

第4章:横浜にて―明治4年―
■明治4年の資料について
■資料1:本願寺浅草御坊納戸役への書状
■横浜の宣教師たち
■居留地167番 石の小礼拝堂
■資料2:異宗捜索諜者人名
■資料3:無題書状
■資料4:窺書
■深堀事件
■野毛大聖院下

第5章:受洗―明治5年―
■受洗
■受洗の背景
■洗礼式の報告書
■「諜者某」
■安藤劉太郎の言上書
■教部省の設置

第6章:諜者安藤劉太郎と中村正直
■安藤劉太郎と中村正直の出会い
■学校設立用地貸与願
■クラークの雇用契約条項
■「外臣某之建白」

第7章:洋行
■転機
■随行者たち
■洋行の端緒
■「松本白華航海録」について
■香港にて
■パリにて
■英国へ―ロンドンにて
■「ロンドンを隔たる40英里の小都会」
■聖書献上
■キリスト教解禁
■現如との確執

第8章:帰国―幼稚園に出会うまで―
■帰国時期について
■キリスト教諜の廃止
■本山との関わり
■奉職まで
■『古今万国英婦列伝』の編訳
■異議と反論
■関信三の女子教育論
■結婚
■幼稚園に出会う

第9章:『幼稚園記』―幼稚園との出会い―
■幼稚園開設の経緯について
■『幼稚園記』と『幼稚園』
■原典選択の背景
■『幼稚園記』の構成と「小引」
■幼稚園の規模
■2か国語幼稚園
■音楽
■フレーベルと幼稚園
■ドゥアイの幼稚園論
■『幼稚園記』関信三

第10章:『幼稚園記付録』―幼稚園とは何か―
■『幼稚園記付録』出版の構想
■ピーボディーとKindergarten Guide
■ドゥアイについてのピーボディーの見解
■幼稚園とは何か
■キリスト教概念
■「保育」という語の誕生
■「保育」という語を通して見る初期の幼稚園
■渡辺昇の訪問

第11章:『幼稚園創立法』―関信三の幼稚園―
■『幼稚園創立法』の発見
■構想
■「諸言」
■幼稚園の規模―再び
■縦覧室
■「園説」の加筆
■机と椅子
■園長

第12章:『幼稚園法二十遊嬉』―幼稚園の普及を願って―
■『幼稚園法二十遊嬉』の原点について
■原典探し
■フレーベル賛歌
■恩物に関わる翻訳文の変遷
■講義の通訳
■「幼稚園恩物図形」
■「図解」
■最初の保姆養成
■保姆練習科の設置と『幼稚園法二十遊嬉』

終章
■「外国にて学びたる日本人」
■「翻訳者」関信三
■関信三の幼稚園
■幼稚園史の断絶
■ふるさとの物語
■猶龍―安藤劉太郎―そして関信三
■バラの教科書
■寄留者

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