出版社・レーベルの紹介文

「あそびとしての描画活動」の視点で、これまでのきちんと描かせる実践や診断的見方などを再検討。「楽しさ」を基点にした画期的な指導を提起。

目次

1章:あそびとしての描画活動〜描くことの楽しさに迫る〜
■イメージの展開を楽しむ
■本物らしさの追求
■ゲームとしての面白さ
■色や形そのものの持つ面白さの追求
■偶然性・意外性を楽しむ

2章:あそびとしての描画活動の指導
■三歳未満児クラスでの指導(大きな紙にみんなで描いてあそぼう/大人が描いてやってもいいの?/描けない子・描きたがらない子の「かいてかいて」コールには)
■幼児クラスでの指導(大きい紙にデパートを描いてあそぼう/描けない子・描きたがらない子)
■課題活動としての描画指導(いちご組のイチゴ)
■子どもの絵の診断的見方

3章:描く楽しさの発展〜事例を通して〜
■描く楽しさとの出合い 1歳
■イメージの世界を楽しむ 2歳(イメージの展開を楽しむ/形を意識して描くことを楽しむ)
■多様な楽しさの分化 3歳(イメージの展開を楽しむ/形の意識的な追及/本物らしさの追求/ゲームとしての面白さの追求)
■発展する楽しさとその追求 4・5歳(女の子を描く―デコレーションの楽しみ―/お家を描く/お弁当を描く/多様なイメージの展開)

4章:堤防の道路で描いてあそぼう〜二歳児クラスでの取り組み〜
■おさかなつり
■汽車を描いてあそぶ
■長い紙に汽車を描いてあそぶ

5章:迷路を描くあそび
■土台となる共通のイメージの模索
■大きな紙にピラミッドを描いてあそぶ
■迷路の中でさまざまなイメージを楽しむ
■難しい迷路をつくる
■へんなガイコツを考え出す
■失敗をまた楽しむ
■コピーロボットをつくって迷路を探検
■その後の展開
■多様な面白さをふくみこみつつ展開するあそび

6章:恐竜を描いてあそぶ〜探検あそびへの発展〜
■恐竜を描いてあそぶ【くじら組十月〜らいおん組五月】(図鑑や絵本を通して恐竜のイメージを深めていく/本物らしい恐竜を追求して)
■探検あそびへの発展(ブロンから手紙が来る 六月十八日/作戦についての話し合い 六月二十五日/探検に行く時の順番を決める 六月三十日/作戦は友だちだんごに 七月一日/いよいよ探検へ 七月八日/天狗の花畑には… 二回目の探検 七月九日/大きい紙に探検を描いてあそぶ/探検あそびのその後の展開/紙芝居制作と筆跡鑑定事件/卒園式)
■探検あそびと描画