まほうのコップ
たねもしかけもありません。コップの後ろにいちごを置くと…あらら、ぐんにゃりつぶれちゃった! コップに水を入れるだけ、まほうのコップのできあがり。ためしてごらん。
さくら
お花見といえば桜ですが、そのあとは…葉桜になったかと思うと、葉陰に小さなサクランボ、夏には虫でおおにぎわい…
1本の桜の木の1年のドラマです。長年の観察にもとづく精緻な絵とリズム感のある・・・
てのひらむかしばなし くわばらくわばら
七夕の日、天までのびたナスの木をのぼっていくと、雲の上には雷様ときれいな娘。
雷雨をふらす手伝いをして大興奮した息子は、調子にのりすぎ、
つい雲をふみはずしてしまいます。力・・・
てのひらむかしばなし こだぬきのおんがえし
いじめられているところを馬方に助けられたこだぬきは、父さんたぬきに「ただ帰ってくるやつがあるか」としかられる。
なんとかしてお礼をしようとする健気なこだぬきと馬方の交流を、温もりある絵で・・・
てのひらむかしばなし うばのかわ
恐ろしい大蛇のところへ嫁にいく難をのがれ、ひとりきりになった娘。
行く道をまもってくれたのは、年寄り婆のくれたふしぎな皮だった。
娘のまっすぐな心が、細やかな情景描写のなか・・・
てのひらむかしばなし こぞうのはつゆめ
和尚さんに初夢の話を教えなかったばかりに川に流された小僧.鬼からうばった宝の針で,いまにも死にそうなふたりの姫さまを助けて,めでたし,めでたし。さて小僧のみた夢とは? テンポのよい痛快な話。・・・
てのひらむかしばなし しおふきうす
貧乏な弟が、一晩のうちにりっぱな屋敷をたて正月を迎えるとは、どうしたことだ?
欲深い兄は、弟の手に入れたふしぎな石臼をぬすみだすが……。
海の水はなぜ辛いかを語る楽しい話。・・・
てのひらむかしばなし はなさかじい
上のじさまとばさまが,かわいがって育てた犬のシロ.山へいくと,えものがなんぼでもとれる.ところがある日…….「黄金さらさら,ほほらほーっ」と枯れ木に花を咲かせるふしぎを,力強く感動的に描きます。・・・
てのひらむかしばなし ねずみじょうど
ねずみのしっぽにつかまって穴の中をいくと、ついたところは美しい屋敷。
じいさまは大判小判のみやげをもらうが、となりのじいさまは猫の鳴きまねをして大変なことに。
表情がいきい・・・
てのひらむかしばなし いっすんぼうし
子どもがいないじいさまとばあさまが、観音様から授かった小さなぼうや。いっすんぼうしと名づけ、大事に育てた。だがいつまでも小さいままのいっすんぼうしは、ある日、出世するため都に出る決心をし…。・・・
てのひらむかしばなし 三まいのおふだ
花とりにでかけた寺の小僧を泊めてくれたのは,おそろしい鬼ばさだった.暗い山道をぱたぱたと逃げる小僧と,だっふぁ,だっふぁ,大またで追いかけてくる鬼ばさ。迫力満点ななかにユーモアのただよう1冊・・・
クリスマスのふしぎなはこ
僕がクリスマスの朝見つけた箱を開けると、サンタさんの姿が見えました。箱の中を見る度にサンタさんは僕の家に近づいてきます。クリスマスのわくわく感がいっぱいの絵本。
てのひらむかしばなし はなたれこぞうさま
日に3度エビナマスをあげると、チビーンと豪快に手鼻をかんで望むものを出してくれる、ふしぎな童子。
貧乏なじいさんは、小僧様のおかげで、すっかり金持ちになるが……。滑稽ぶりが笑いをさそう版・・・