クジラまつり
およそ400年前、紀伊国・太地では、クジラは村人が生きるための大切な糧だった。太地の漁師たちは、クジラと向きあい、クジラとともに生きていた―シャチに襲われる親子クジラを助けようと、そうだゆうは仲間と共・・・
もりくいクジラ
およそ400年前、紀伊国・太地では、クジラは村人が生きるための大切な糧だった。太地の漁師たちは、クジラと向きあい、クジラとともに生きていた―かつてでんじのもりを背に受けた子クジラが、群れを率いる大クジ・・・
あみかけクジラ
およそ400年前、紀伊国・太地では、クジラは村人が生きるための大切な糧だった。太地の漁師たちは、クジラと向きあい、クジラとともに生きていた―太地の大男、でんじは、村一番の漁師だった。ある日、入り江の外・・・
ほうまん池のカッパ
土からぬくりんぬくりんと、おかしな手がたくさんはえてでた。たまげていると、その手がつ、つ、つ、と、魚をみんなつかんで消えうせた。とらまつは「これまあ、どうしたことかい。」とおどろいた。ほうまんの池には・・・
さるとかに
柿のたねをひろったさるは、かにのひろったむすびが食べたくて言いだした。「このたねをうえておくと、うまい柿がとれるぞ。とりかえないかね」そして、かにがせっせとせわすると、柿の実がどっさりなった。かには、・・・
そばがらじさまとまめじさま
そばがらじさまの捨てた犬を、まめじさまが大切に育てていると、犬がかもしかを捕まえてきて、まめじさまは、しし汁にありつけます。羨んだそばがらじさまが、犬を無理やり連れていきますが、ひどい目に。・・・
福音館書店の日本の昔話かるた
代表的な日本の昔話50点を厳選し、「かるた」に仕上げました。失われつつある昔話を共有し、親子のふれあいのきっかけとしていただければ幸いです。昔話を知らない、ちいさなお子さんにも楽しめるよう読み札に配慮・・・
スーホの白い馬
Sukh's White Horse(CDと絵本)
〈CD付き〉草原に生きる少年スーホと白い馬の出合いと別れ。やさしく美しい、そしてどこかもの悲しい響き…。長く親しまれている絵本を英語版で紹介する。英語と日本語によるCDとガイド付き。92年刊の新装版。・・・
いなばのしろうさぎ
日本の神話
日本の神話が赤羽画伯の手で美しい絵本になった。第4巻は大国主の命のお話。鮫に皮をむかれて泣いているうさぎに、優しい命は真水で体を洗ってガマの花粉の上に転がるようにと教えます…。新しい解釈が登場します。・・・