はじめは羊飼いの視点で見ていた自分が、読み込んでいくうちに、
狼にもどこか自分に近いものを見出します。
そして、果たしてこの狼は自分にとって憎い敵なのだろうか?と考えさせら・・・

「このぎんいろのふうせんはとりわけおきにいりのやつさ」おじいちゃんはいつものようにぼくのかみのなかにゆびをつっこんでもじゃもじゃくしゃくしゃにした。「ぼくだっておきにいりだよ」ぼくはこたえた。でも…。・・・

みんなは自転車をもってるのにさ…100ドルあれば、自転車が買える。そしたらもう、はしらなくていい。じぶんの自転車にのれるんだ!

おばあさんは、あみものをしたいだけなのに、まごたちにじゃまされてばかり。とうとう家をでてしまいます。新鮮で新しい観点で、絵本の可能性を広げたベラ・ブロスゴルの絵本デビュー作。コルデコット賞オナー作品。・・・

ぼくのうちにくるまえ、きみはいいにおいのする、あったかいいえにすんでたの?うちにくるまえ、きみはなんてよばれてたんだろう。ボブ?サム?それともジャック?きみがうちにくるまえ、だれかがきみをてばなしたん・・・

外国にはたらきに行っていて、なかなか会えないパパ。いつも楽しみにしている日曜日の電話。ところが急にパパのところへひっこすことが決まって、うれしいけどちょっと怖い。友だちはできるかな。おばあちゃんとも、・・・

シエラはサッカーに夢中な女の子。でも週末も働くおばさんに試合を見にきてもらえないのが悲しい。次がチーム最後の試合。いつも励ましてくれるおばさんにきてもらいたい。

カールくんは、とてもちいさなおうじさまでした。みっつのチーズをかさねたよりも、ちいさいのです。カールくんは、おお〜きくなりたいとおもっていました。カールくんのたんじょうびに、ぞうがあそびにきました。・・・

恋に落ちたケーキ屋さんとお姫様。初めて出会った日、握手をしようとしましたが、手が届きません。
けれども好きな人に近づきたくて、ふたりは少しずつその距離を縮めてゆき――。
ブ・・・

かいぶつに追いかけられるこわい夢を見た、こねずみのトトは、おかあさんやおにいちゃんに、こわい夢を見ない方法を教わります。でも、またこわい夢を見 てしまったとき、トトはとうとう勇気を出してかいぶつと対決・・・

君がうちにくる前、君には友だちがいたの?その子はクッキーをわけてくれた?保護された子犬と少年の心あたたまる絵本。

あるひ、ジョーがめをさますと、ベットのそばににひきのこぐまがいました。幼い男の子の空想の世界をおさえた筆致で描いた絵本。

ウェイトレスをして一家をささえる母親のために、布張りの大きないすを買うまでを描く。少女の素朴な語り口が印象的な絵本。