「ひ・み・つ」あそび~追いかけっこあそび編~
ある日、2歳児クラスの女児2人がお話をしていました。
2人の会話の中から「ひみつ」というフレーズが聞こえてきたので、「ひみつ?なになに~?」と近づいてみると、「キャ~」と逃げ出しました。
再び子どもが「ひみつ、ひみつ」と近くで言うので、私が「ひみつ?なになに~?」と言うと、子どもたちは逃げ出しました。
追いかけっこあそびの始まりです。
次の日も子どもたちは昨日のあそびを覚えていて、私の近くに来て「ひみつー」と言ってきました。
昨日と同じように追いかけっこあそびが始まりました。
「ひ・み・つ」あそび~ふれあいあそび編~
前述の追いかけっこあそびが何日か続きましたが、ある日、子どもたちをつかまえてギューッと抱きしめるようにしてみました。
すると、今度はそれがうれしかったようで、逃げるスピードが遅くなり、あえてつかまろうとする子どもたち。
そうこうしているうちに、一人、また一人と、一緒にあそびたい子どもたちが増えていきました。
ギューッとすると、複数の子どもたちが「きゃーっ」と言いながらみんなで集まることで、少し圧迫されるような感覚を楽しんでいました。
ゲラゲラと笑ってとても楽しそうにしていました。
子どもたち同士で目を合わせたり、みんなで同じ感情を共有している安心感を楽しんでいるようにも見えました。
「ひ・み・つ」あそびの発展
ギューッとされた後に、今度はその手から逃げ出すあそびもいいと思います。<br />例えば、ギューッとした後に、「手が離れなくなっちゃった!」と言い、子どもの逃げ出したい気持ちを引き出してみるのもいいかもしれませんね。<br />