松原遠く消ゆるところ 白帆の影は浮かぶ 干網浜に高くして 鴎は低く波に飛ぶ 見よ昼の海 見よ昼の海 島山闇に著きあたり 漁火光淡し 寄る波岸に緩くして 浦風かろく沙吹く 見よ夜の海 見よ夜の海...
おふろにもぐると 海だった 大きな大きな大きな 海だった ユデダコになって まっかに笑う タコも元気な 海だった おふろにもぐると 海だった 大きな大きな大きな 海だった スープみたいに ユラユラゆ...
A sailor went to sea, sea, sea, To see what he could see, see, see But all that he could see, see,...
うみを みていたら ひとみも うみのいろ うみを みていたら やさしい きもちになる うみは どうして こんなにも ひろくて ふかくて おおきいの うみのように なりたいな みんなを おおきく つつ...
ゆらりゆらり なみがゆれるよ ちゃぷりちゃぷり クラゲのきょうだい かさをひろげ おどってる うみのワルツを ゆらりゆらり いわのかげから ちゃぷりちゃぷり カニのおやこが うでをくみ おどってる ...
白(しろ)い波(なみ)が 寄(よ)せて返(かえ)す くり返(かえ)す まるでぼくに 話(はなし)かけているようだ ひろがる海(うみ)は どんな話(はなし)をしたいのだろう たぶん素敵(すてき)な 物語...
水平線の おわりには アー 虹の橋が あるだろう 誰も見ない 未来の国を 少年は さがしもとめる 広がる海の かなたから アー 何が呼ぶと いうのだろう 希望の星 胸にのこして 遠く 旅だつ ひとり...
今はもう秋 誰もいない海 知らん顔して 人がゆきすぎても わたしは忘れない 海に約束したから つらくても つらくても 死にはしないと 今はもう秋 誰もいない海 たったひとつの 夢が破れても わたしは...
真っ白な夢 目覚めて気づいた 誰もいない波間に ゆっくりと身を任せてただよえば 思うままの私になれる 傷つかず強がりもせずに おだやかな海になれたら いつかきみに好きと告げるよ 言葉にする気持ちも...