出版社・レーベルの紹介文

改訂版の本シリーズは、年齢別にみた「発達」の課題や指導計画、保育内容と方法など理論と実践の統一をめざす。保育現場に必携の本!

目次

<1章:3歳児の世界>
1節:発達をとらえるまなざし
■子どもたちの生活を見つめ直す
■子どもの発達で大切にしたいこと
2節:3歳児とは
3節:3歳児の発達的特徴
■姿勢や運動
■「～シナガラ～スル」
■自分の身体と対話をする
■手指の活動
■イメージの広がりとあそび
■表現活動など
■対比的認識の発展
■ことば
■思考をくぐらせる―見えない世界への挑戦
■揺れ動く心
■くせについて
■自立から自律に向かって
■集団の中の自我
■集団としての育ち
■「4歳半のふし」を獲得する前の揺れ

<2章:3歳児の保育と計画>
1.自らの子ども観、発達観、保育観を問い直す
2.保育課程と指導計画
3.子どもをしっか理解する
4.今ある保育条件を最大限に活かしつつ、よりよい条件づくりを
5.保育目標をたてる
6.年間指導計画をたてる
7.計画をたて、実践し、ふりかえり、修正する
8.時間を組織する
9.空間を組織する
10.集団をつくる
11.家庭とともに生活をつくる
12.保育者集団で語り合う
13.実践記録を書く
14.自己評価とは何か(保育日誌から始まる保育士の自己評価/保育をふりかえる視点/保育所の自己評価)

<3章:3歳児の保育の内容と方法>
1.生活づくり
1節:生活づくりの視点
■みんなといっしょの楽しい生活づくり
2節:生活リズムと生活習慣
■春
■夏
■秋から冬にかけて
■1年を通してとりくんできたこと
■3歳児の生活指導の中で大切にしたいこと
3節:健康・安全
■3歳児における健康問題の特徴
■発達に関わる健康問題
■この時期に多い病気
■保育所での感染症の流行について
■予防接種
■事故の予防と対応
4節:食事
■3歳児の食事の特徴
■保育所給食の意義
2.集団づくり
1節:集団づくりの視点
■集団づくりの必要性
■集団づくりの意味と意義
■集団づくりにおける指導
2節:集団づくりの実際
■3歳児の子どもの姿
■指導の視点
■指導の展開
3.あそびをゆたかに
1節:幼児とあそび
■ものがたりの世界の楽しみ
■仲間と共有する虚構の世界の楽しさ
■劇ごっこを楽しむ
■あそびの中での葛藤
■生活の切り替えに「～したい」気持ちを
■3歳児の住む世界
2節:あそびの保育実践
■友だち大好き!ごっこあそび大好き!
■消防ごっこのとりくみから
4.幼児の表現を育てる
1節:子どもと表現
■はじめに
■幼児の表現の本質―「内なるもの」と「外なるもの」の相互作用
■幼児の表現における「ことば」と「身体」、そして「混合主義」
■表現の題材としての「自然」と「文学」
2節:文学・ごっこあそび・劇あそび
■3歳児のイメージの発達
■保育のなかの文学―その三層構造―
3節:音楽リズム
■3歳児って大変です
■3歳児とリズム
■3歳児と歌
4節:描画
■描く活動
■子どもたちへの対応と指導
■描く活動を保育に位置づける
5.行事
1節:行事を節目に子どもが飛躍的に発達する
2節:行事の実際
3節:仲間の支えのなかで

<4章:気になる子、むつかしい子の理解と指導>
1.保育の中で気になる子どもがふえている
2.LD、ADHD及びその周辺郡の子どもたち
3.指導上の一般的原則
4.広汎性発達障害(高機能自閉症、アスペルガー症候群など)の子どもを理解するために