出版社・レーベルの紹介文

乳幼児の育ちを0・1・2歳児の年齢別に詳しく取り上げて解説した、ママパパ・乳幼児保育関係者と研究者が待ちに待っていた1冊です。各年齢の特徴的な育ちをその分野で著名な先生方にわかりやすく解説していただき、それに育ちの筋道が見てわかる東京大学大学院教授/佐々木正人先生(アフォーダンス研究の第1人者)の「動くあかちゃん事典」と立教女学院短期大学教授/今井和子先生(乳児保育の第1人者)の「DVD乳幼児の生活と環境」をコラボさせた約1時間のDVDが付録についています。「読んで見てわかる、0・1・2歳児の育ちと生活」の言葉通り、本書を読んでDVDを見れば、【3歳未満児の世界】の理解が深まります。その第1巻目、0歳児です。

目次

序章

第1章:子どもの発達
■愛着の心理学 愛着の意味とその重要性
■乳幼児が泣くわけ:月齢別にみる「泣き」から乳幼児の成長を読み解く
■子どものストーリーを語れる保育者に!:子どもの「泣き」を受け止めよう
■手指の発達は心のバロメーター:子どもの手指は「突き出た大脳」
■「はいはい」する子、しない子:乳幼児の運動発達の観点からはいはいを考える

第2章:保育の内容、用語と教育(遊び)
■ポイントをつかんで保育の現場で生かそう:不安を抱える子ども、保護者の入園当初の受け入れ方
■人と人との相互信頼関係を深める:担当制保育のメリットとデメリット
■年齢・発達に応じたねらい・目的をもつ:デイリープログラムの大切さを再確認!
■心がうたう、言葉がおどる:安らぎと笑いを届けるわらべうたの不思議な力

第3章:健康と安全・子育て支援
■きちんと知って育児・保育に生かそう!:保護者と赤ちゃんのスキンシップを促すベビーマッサージとは
■食の世界が広がる保育を考える:子どもの食べる意欲を育てる保育
■咀嚼力はこんなに大事!:生きる力を身につける咀嚼を科学する
■「食・眠・遊」を基本に 子どもの生活リズムを考える
■子育てパートナーとして保護者との信頼関係を築く
■子育て支援につながる:「連絡帳」はこう書く!

おわりに