出版社・レーベルの紹介文

保育中に発生する病気・事故についての保母の問いに適切に回答した小児科医のノート。乳児保育にたずさわる保育園、保育者には必備。超ロングセラー。

目次

0歳児
■0歳児の特性と保育のあり方
■0か月から3か月まで(入園直後の問題/注意したい症状/気になる現象)
■3か月から6か月まで(離乳の始め方/予防接種/事故の注意/健康をめざして)
■6か月から9か月まで(0歳児の病気/身体発育と精神発達/離乳と栄養)
■9か月から12か月まで(歩き始めの健康指導/排泄の世話と衛生/幼児食への移行)
■保健室(新入園児のからだの不調/授乳のしかた/股関節脱臼/斜頸/消毒/口内の病気/皮膚の病気/運動発達のおくれ/下痢をめぐる問題/よくかぜをひく子/肺炎/インフルエンザ/暖房/冷房/腸重積/ミルクを飲まない子/離乳のおくれ/食品アレルギー/ヘルニア)

1・2歳児
■四季の健康(新入園児の健康管理・4月/予防接種・5月/事故の救急処置・6月/熱がでたとき・7月/夏の衛生・8月/1・2歳児の発育と栄養・9月/弱い子、顔色のわるい子・10月/腹痛と嘔吐・11月/冬の下痢・12月/鼻みずとセキ・1月/日光浴と運動・2月/目、耳、歯の異常・3月)
■保健室(水ぼうそう/中耳炎/結膜炎/カゼの流行と衣服の衛生/湿疹/口内炎/夏カゼとプール遊び/秋口の不調と病気/ハシカの対策/かぜと下痢/セキとゼーゼー/はだがカサカサする/着ぶくれ対策/やけど/頭部の打撲/おたふくかぜ/ことばの発達)

病気と事故をめぐって
■保母は子どもの病気と事故にどう対処するか
■父母の悩み、保母の立場(発疹の扱いかた/伝染病はいつから登園させるか/クスリをめぐって/医者によって意見のちがう時/何度から熱とするか/親とのトラブル/どの程度なら預かってよいか/保育中に発病したとき/保育中の“突然死”にどう対処/弱い子、よく休む子/クラスにかぜひきが多いとき保育内容を考慮すべきか/年間を通じての午睡は必要か/おかあさんからこんなこといわれたら)
■知っておきたい応急手当(腕がぶらんとなったとき/骨折か、ねんざかわからないとき/しもやけ、ひびができたとき/食べものを吐いたとき/しゃっくりがとまらないとき/歯が痛みはじめたとき/せきが激しくでたとき/頭を強く打ったとき/こぶができたとき/熱がでたとき/ひきつけたとき/下痢になったとき/血が出て気がつかなかったとき/急に顔色が悪くなったとき/全身がかゆくなったとき/急にお腹が痛むとき/食中毒になったとき/ガス中毒になったとき/日射病の鑑別法とその処置/流行性の病気にかかったとき/ベビーパウダー/PCBとのたたかい/光化学スモッグ)

付録
■乳幼児の身体発育/乳幼児の栄養所要量/消毒薬の作り方、使い方/保育園児の予防接種