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乳幼児の「かしこさ」とは何か
豊かな学びを育む保育・子育て

価格 (税込)1,760円
商品コード:978-4272403295
ポイント:16Pt
頁数:175ページ
出版年月:2010-08-00

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出版社・レーベルの紹介文

これからの保育に必要な「学ぶ意欲」を育てる実践。
 

目次

1.なぜ、いま「乳幼児期の学び」が問われるのか
■保育・幼児教育における「知的教育」への関心(子どもの学力に対する親の不安の増大/「学力」を重視し、競争を強める教育政策/保育・幼児教育への関心が高まる背景/保育における成果主義の強まり)
■いまの子どもたちの育ちの現状(パニックを起こす子ども、傷つきやすい子ども/生き悩む子どもたち/「何のために勉強するの?」という子どもたちの問い/知的教育の充実を望む保護者の声に向きあうために)

2.脳科学と乳幼児期の学習
■「脳ブーム」と保育・子育て(なぜ、「脳ブーム」が起こったのか/「前頭葉機能が改善する」「脳トレ」の非科学性/「前頭葉機能が低下する」「ゲーム脳」の非科学性)
■脳科学が検証する早期教育の根拠(乳児期の脳におけるシナプス形成の意味/「三歳まで」を逃したら学習は手遅れか?/「できるだけ多くの刺激を与えること」は必要か?―「豊かな環境」が意味すること)

3.「かしこさ」とは何か?―私たちの「学習」観を問い直す
■「かしこさ」とは何か?(テストの得点が高いこと、難しい問題が解けることが「かしこい」ことか?/他の子どもよりも早期にできることが「かしこい」ことか?/「かしこくなって詐欺師になる」?―「学力」と「人間らしく生きる力」の分裂/「苦役」としての学習、「手段」としての学習/競争を軸とした「勉強」の時代の終焉)
■求められる子どもの見方の転換(「子どもの将来のため」から「いまの子どもに目を向ける」に/試行錯誤の課程を大切に/子どもの「変わろうとするこころ」を育む)
■世界のなかで「学び」をとらえ直す(変わる世界の「学力」と「学習」のとらえ方/すべての人にとって重要な「学び」/生きて働く力としてのキー・コンピテンシー/参加し、発見し、つながりながら子どもが変わる学び)

4.子どもの学びを育む保育実践―ニュージーランドの「学びの物語」から学ぶ
■新しい保育観の広がり(ケアと教育を結びつけた保育/「いまの生活を充実させること」が「子どもの将来の準備」につながるという保育観)
■子どもの学びの意欲を育む(「生涯の学び手」に育てる/大人の評価的な見方が子どもの学びの意欲を妨げる/子どもの学びの意欲と構えを育むことは保育・幼児教育の中心的な課題)
■学ぶ力と可能性への信頼を基礎に子どもを見る(子どもの見方の転換/子どもの育ち・学びを肯定的に見る/子どもの学びの力と成長の可能性を信頼する)
■豊かな学びとは(「学び」を知識やスキルの習得に限定しない/子どもにとって意味をもつ「学び」とは)
■子どもの学びを育む保育実践(子どもの学びをとらえる五つの視点)
■就学前教育と学校教育との新たな結びつき
■「学びの物語」によるアセスメント(テストやチェックリストではなく語りによって日々の子どもの学びをとらえる/子どもから出発し、子どもの学びを軸にしたアセスメント実践のプロセス/保育者・子ども・親とともにつくり出す「学びの物語」が子どもの学びを豊かにする/ニュージーランドにおける「学びの物語」の保育実践/日本における「学びの物語」の保育実践)

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