出版社・レーベルの紹介文

【指導の手引き】では、0歳から5歳までの発達系統を示しながら、実践集の構造を明らかにしています。また、わが国における言語教育の変遷を幼児の言語教育(ことばの視点-ことばとイメージ・言語感覚、文字の扱い-文字を読む、就学までの文字など)や幼保小関連とからめて紹介するとともに、今後の幼児の言語教育の課題についても言及しています。

目次

はじめてみよう!幼児のことば遊び『実践集』解説
■第1節:0〜6歳の発達系統(子どもの思考活動とことば/ことば遊びの基礎/ことば遊びの基礎とは何か)
■第2節:年齢による“ことば遊び実践集”の発達系統
■第3節:実践集のしくみ(実践集の「図解」/活動の「主なねらい別」一覧/活動の「主な遊び別」一覧/活動の「教材・教具別」言一覧)

第1章:言語教育の変遷とことば遊び
■第1節:言語教育とことば遊び(言語教育の変遷/言語教育の問題点/昔のことば遊び、今のことば遊び)
■第2節:ことばの視点(ことばとイメージ/読書について/絵本と反応/環境について/劇遊びとことば/感動する/ひとりひとりの子どもを育てる/言語感覚/保育者のことばワースト20)
■第3節:文字の扱い(文字を読む/文字を書く/文字の指導段階/就学までの文字)

第2章:幼保小関連とことば遊び
■第1節:保育所保育指針
■第2節:幼稚園教育要領
■第3節:小学校学習指導要領
■第4節:幼保小関連とことば遊び(文字に関する就学前の幼児の指導/文法的事項/ことば遣い/表現と理解)

結び:「生きる力」と「有価性」
■結び「生きる力」と「有価性」

コラム:子どものいる風景
■母子と父子/花の色/「そして」と「けれども」/親と子と/寄り合わせ話/なじむ/この親、この子/月/おなら談義/音の感覚/行くか来るか/履き物は外に向けて/なんで/ことば遊び散策/まだだが/不易流行/子どもからの年賀状/嵌めることば遊び/しつける/路地/オーイッと。/窓がある理由/三角・四角・またあした/後もどりの論理/ことばの軌/熱し易く、されど/来たか、来るか/言いそびれる/2つの目/笑わぬお父さん