出版社・レーベルの紹介文

保育の実践を書くことで、保育を見直し保育が見えてくるという。それは必ず保育士としての自分の財産になる。まずは書いてみよう!

目次

第1部:実践記録入門
1.実践記録の書きかた、生かしかた―場面記録をもとに/宮里六郎
■はじめに―保育者研修の実態と課題
■まずは場面記録―悩みを相談するつもりで一場面を書いてみる
■実践記録の特徴―子どもだけでなく保育者の働きかけと思いを書く
■実践記録を書く意味―自分に学び明日の具体的な一歩を
■研究会レポートの作成―場面記録を添付した「相談型」の提案レポートを
■記録の検討―提案してよかったと思える雰囲気を
■文章としての実践記録の書きかた―実践の意味づけを
■実践記録の分析―自分をくぐって他者に学ぶ
■おわりに―保育者の保育者による保育者のための実践記録
2.私はこうやって実践記録書いてるよ/古庄範子

第2部:古庄実践記録ファイル
1.実践記録から集団づくりを考える/古庄範子
■共感とぶつかりあいを大切に―二歳児の集団づくり
●資料―保問研発達部会提案レポートなど
●書くことで見えてきたこと
■自己主張をどう引き出すか―三歳児二人組の実践を通して
●資料―同じような二人組を他の保育者が実践した記録など
●書くことで見えてきたこと
■あこがれのリーダー―四歳児後期でのリーダーとなかまづくり
●資料―グループ員の数・グループ数・つくりかたなど
●討議で見えてきたこと
■共に育ちあう集団づくりをめざして―ダウン症児ひろしと四歳児のなかまたち
●資料―実践レポートメモなど
●書くことで見えてきたこと
■一対一の関係ばかりでなく…と思いながらも―年長クラスの途中入園のむずかしさ
●資料―場面記録など
●討議で見えてきたこと
■資料―古庄実践記録提案史
2.子どもどうしの関係に働きかける保育を―古庄実践によせて/宮里六郎