はだかの王さま
世界名作おはなし絵本
だれもが知っているアンデルセンの物語です。ゆかいな展開の中に、作者のメッセージである、愚かな権力者や大人に対する痛烈な批判と、純粋な子どもへの敬愛の念が込められ、今も大切な何かを伝えてくれます。・・・
アリババと40人のとうぞく
世界名作おはなし絵本
ある日アリババは、盗賊たちが宝物を隠している場面に遭遇します。洞窟の扉を開ける呪文を知った彼はやがて大金持ちに。誰もがどこかで一度は耳にしている有名な「ひらけごま」の呪文をめぐる冒険物語です。・・・
ふしぎな黒イヌ
夜中になると、イヌのプクが家を出て行くことに気づいた息子は、後をつけていきます。ほら穴を下っていくと、冬だというのに美しい野原が広がっていて――。怠け者の息子を孝行息子に変えた、十二支の「イヌ」の昔話・・・
あわてんぼうのニワトリねえさん
ニワトリのコッコねえさんに、待望の赤ちゃんが生まれました。けれど、白くてくてちっとも自分に似ていません。びっくり仰天して大騒ぎしていると……。無邪気な明るさが幸運を呼びこんだ、十二支の「トリ」の昔話。・・・
ヒツジのおやこのおくりもの
ある村に、とてもわがままな男の子がいました。おかあさんからはなしをきいたおじいさんは、ヒツジのおやこをつれて、まごのいえにやってきました。ヒツジのせわをするようになった男の子は、やがて、こころやさしい・・・
おもちのすきなヘビのおふじ
村人に嫌われた大きなヘビのおふじを、おじいさんとおばあさんは泣く泣く山に捨てました。ある日、おふじは池に落ちた庄屋の娘を助けます――。ひどい仕打ちを恨むことなく優しさで報いた、十二支の「ヘビ」の昔話。・・・
たまごから生まれたウマ
スイカからでてきたウマの一太郎は、たいへんなはたらきもの。うわさをきいたとのさまは、ごういんに一太郎をお城へつれてこさせました。けれども、一太郎はすぐに、おじいさんとおばあさんのところへもどってきまし・・・
イノシシとお月さま
十五夜のお月さまに見せる出し物が、動物たちの間で決まる中、イノシシだけ決まりません。やがてイノシシは、兄弟で相撲をとろうと思いつきます――。地道な努力が実る喜びを描いた、十二支の「イノシシ」の昔話。・・・
リュウのむすめとおいしゃさん
ある夜、どうぶつとはなしができる、おいしゃさんをたずねてきたのは、病にくるしむリュウのむすめでした。おいしゃさんは、リュウの耳の中でけんかをしている、二ひきのムカデを見つけました―。3歳から。・・・
いなばの白ウサギ
十二支むかしむかしシリーズ
竹林が嵐に襲われ、小さな島に流れ着いたウサギは、故郷に帰りたくてしかたありません。そこでサメたちをだまして踏み石にし、海を渡ろうと企てますが…。十二支に選ばれた12ひきの動物たちを主人公にした昔話シリ・・・
トラのおんがえし
山おくのとうげで、あきんどが一とうのトラをたすけました。はん年ほどすぎた、ある日のこと。ふねのわたしばで、大きなスッポンにおそわれそうになったあきんどをすくったのは、あのときのトラでした―。3歳から。・・・
ネズミのよめいり
十二支むかしむかしシリーズ
ネズミの夫婦は、年頃になったかわいい娘のために、「世界一のお婿さん」探しを始めます。お日さま、お月さま、雲さんに風さんと、訪ね歩いて行き…。十二支に選ばれた12ひきの動物たちを主人公にした昔話シリーズ・・・
子ウシをすくった母ウシ
草はらで、草をたべている子ウシを、オオカミがねらっていました。とっくにオオカミに気づいていた母ウシは、すこしもあわてません。おそってきたオオカミをツノではさみ、一ばん中、こやのかべにおしつけていました・・・
へっぴりよめご
ワンダー民話館
昔ある村に、ひとりの若者がいた。若者は年頃になったので、隣村から嫁ごをもらった。かわいくて気立てがよくて働き者の嫁ごだったので、おっかさんも気に入ってかわいがっていた。ところがある日、嫁ごの顔色が…。・・・