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たまねぎの皮で染め物を体験しよう 投稿者:福田翔

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たまねぎの皮で染め物を体験しよう

4~5歳児の子どもたちと染め物あそびにチャレンジしてみました。
子どもたち一人一人にオリジナルの素敵な布が完成して大満足。
ぜひ、皆さんも1回と言わず、複数回チャンレジしてみてください。

<対象年齢>4歳児 ~ 5歳児

<必要な物>玉ねぎの皮  白い綿の布 水  ミョウバン  鍋 ボウル 輪ゴム ビー玉 割り箸 

染める前の下準備

<1>布を縛ります。

染めたときに布に模様が付くように、「ビー玉・割り箸・輪ゴム」を使って、布を縛っていきます。染めた後の見本があると、子どもたちもイメージがしやすくなります。

ビー玉


布でビー玉を包み込み、輪ゴムでグルグルと縛ります。円形の、花のような模様になります。


割り箸


適当に折りたたんだ布を割り箸二本で挟み、割り箸の両端を輪ゴムで巻いて固定します。直線状の模様ができます。


輪ゴム


布の端や中心部等にシワを作り、輪ゴムをグルグルと巻きつけていきます。シワの付け方によって、様々な模様が楽しめます。


【Check】子どもの力だけでは輪ゴムが緩んでしまい、染めたときにきちんと模様が出ないことがあります。 一緒に輪ゴムを結んだり、様子を見ながらサポートできるといいと思います。

<2>染液を作ります。

鍋に水と玉ねぎの皮をいれて30分程煮出します。水に色が出ているのを確認したら、皮を取り出して完成です。



<3>媒染液を作ります。

媒染液は、染めた色を布に定着させるために使用します。作り方は、ボウルに水とミョウバンを入れ、ミョウバンがしっかりと溶けるまで混ぜるだけです。



染めてみよう!

<1>布を染液に入れて煮込みます。

先ほど準備した布を、染液の入った鍋に入れます。菜箸等を使って、布をしっかりと染液に浸けて、約30分程弱火で煮込みます。


<2>媒染液に浸けます。

煮込んだら鍋から布を取り出し、媒染液の入ったボウルに浸けます。
媒染液に浸けると色が鮮やかに変化するため、この瞬間を子どもたちと一緒に楽しめるといいと思います。

!!媒染液に浸ける時間は、約10~20分位です。!!

<3>水洗いします。

媒染液から布を取り出し、よくすすぎ洗いをします。

!!洗い場にボウル等を用意しておき、その中に使った輪ゴムやビー玉、割り箸等を外して入れるようにしましょう。!!


<4>布を干します。

よく水を絞った後は、布を干して、乾いたら完成です。




さまざまなシーンで大活躍の素敵な布の完成です!
回数を重ねると「次はどんな模様にしようかな?」と、イメージを膨らませながら楽しむことができます。

!!火を使うので火傷には十分注意しましょう。!!
!!煮立った染液に布を入れるときと、煮込んだ布を取り出すときは、特に注意しましょう。!!